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珈琲館 樹里

先日、こちらの記事で即売会のイベントに参加することを発表しました。

今、そこで出すイラスト本を描いています。
ある企画に参加している人のキャラクターを借りたファンアート本で、モチーフは純喫茶にしました。
純喫茶で出しているメニューをキャラクターのイメージにアレンジしたものを描いています。
その為、若干カフェ寄りのものもありますが…

このイラスト本を描く為に、資料としてクリームソーダと純喫茶の本を購入しました。

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じっくり見ながら描いていくわけですが…

ずっと見ていると…

飲みたくなってくるんですよ…

クリームソーダが!!


実は、2週連続で諸事情により純喫茶に行く機会を失っていました。


もう耐えられない!!


クリームソーダを飲みに行くぞ!!


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※忍者である必要性は全くない



創業30年のレトロ可愛いお店

前々から気になっていた、珈琲館 樹里さんに行くことにしました。

なんとここ、Wi-Fi接続が出来るお店なのです!
喫茶店なのに珍しい…

きっと、時代の需要に対応してくれたのでしょう。
30年もやっていれば変わるものです。
PHSがスマートフォンに、現金がキャッシュレスになっている時代ですから!!(私はキャッシュレスあまり好きじゃない)

ネットに繋げられるということで、クリームソーダを飲みながら作業をすることにしました。
本物を見ながら作業できるなんて、素晴らしい時代になったものです。



外観は、青い三角屋根が特徴の2階建ての建物です。
海外の童話で森の中に出てきそうな佇まいです。
周りは住宅があったり会社のビルがあったりとごく普通の日本の風景なのですが、この一角だけ別の世界から切り取ってきたかのようでした。

レンガと木で統一された店内は落ち着いた雰囲気で、大きな暖炉などがあっても不思議ではない感じです。

1階は禁煙席、2階は喫煙席でした。
2階は吹き抜けになっており、建物の右側と奥に繋がっているようです。
見上げると丁度2階の窓から日が差し込んでいい雰囲気にしてくれます。
初めは2階が喫煙席だということに気付かず、「日の光が靄がかっていい感じ~」とか思っていましたが、きっとタバコの煙に日が当たっていたのだと思います。

ここのお店は9時からやっていることもあり、朝食を食べに来ている人が結構いました。
また近所の人の客が多いのか、マスターとコロナの話で持ちきりでした。何となくマスターとの距離が近い感じがしてちょっと羨ましいです。



待ちに待ったクリームソーダ

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念願のクリームソーダ。

昔ながらのソーダ水!

これよ、これ!

少し溶けたバニラアイスのグラデーション、透き通った翡翠色に浮かぶ気泡が美しいですね。

でもこの綺麗なシズル感を出すには画力が足りない…


とかなんとか思いながらも、筆を進めました。

やはり、パソコンの前でない方が筆が進みますね!
変な横道にそれることがないので、喫茶店での作業もいいものです。

このお店はWi-Fiが通っていますが、作業環境がiPadなのであれこれやる気にもならないので安心して作業が続けられます。


そして、気づけばお昼近く。
お腹が空いているわけではないものの、もう少し作業を続けたいと思い、お昼を注文することにしました。



焼きたてトーストとチーズ

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ピザトーストを注文しました。サラダ付きです。

「高級ゴーダチーズ使用」という文言がそそられます。
玉ねぎが沢山入っていて、パンの厚みは3センチくらいです。パンの耳はちょっと固めのカリカリ、中は水分がたっぷりでふかふかでした。

家でも出来るはずなのに、絶対的に異なる何かを感じます。
これは一体何なのか!?


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オールドブレンドコーヒーです。
バランスの取れた飲みやすいコーヒーで、食事にぴったりだと思います。



一息入れた後もしばらく作業を続けてから暗くなる前に帰ることにしました。4時間くらい作業するつもりが、5時間くらいまでいてしまいました。
それくらい居心地はよかったです。

とはいえ、喫茶店は作業をするための場所ではないので、机といすの高さが合っておらず腰がかなり痛くなりました。
作業するにしても、長すぎは禁物ですね。

普段はイラストの活動をしており、 イラストの有料リクエストやハンドメイドグッズ販売も行っています。 サポートしていただけましたら 自分の言葉やイラストでお返ししたいと思います!