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いちじく苦手な人が作るいちじくと胡桃のパウンドケーキ、覚え書き

実家に里帰りをしています。
やることが限られている。

一緒に住んでいる祖父がいちじくを多量に持ってきた。ワシの作ったいちじくだと言うけれど、実質世話してくれてるのは隣人の方らしい。(色々ある)

しかし我が家の半数以上がいちじく苦手。
さらに祖父の作ったいちじく、特に世話してる訳でもないので、甘みも香りもない。よーく探すとほのかに生臭さのようなものが感じられる。

私個人としては、味しない、ヌルッとした食感が苦手、プチプチ食感は辛うじて大丈夫、って感じ。
いちじくは、お乳の出がよくなるらしい。
ということで半ば強制的に食わされる。辛い。

ということで、パウンドケーキに混ぜ込んで焼いて消費することにした。
覚え書きだし、写真もほぼ無いです。すみません。

⚫︎いちじくの克服方法を考える

まず、いちじくをどうすれば家族全員美味しく食べられるだろうかと考えた。
世間的には、いちじくのケーキとか、色々おしゃれで美味しそうに持て囃されている印象がある。
(余談ですが、昔因島に行った時に因島出身の湊かなえ先生のエッセイみたいなものに『そこら辺に生えているようないちじくが、都会では持て囃されてるのが不思議(超意訳)』と書かれていてすごく腑に落ちた記憶がある)
そこで、いちじくは甘くて柔らかくて、良い香りがして、食感が好まれているのであろうと考えた。

うちのいちじくに無いものは他で補填しよう!と考え、そこから家族全員食べられるケーキ作りに至る。

⚫︎いちじくのパウンドケーキ作り

〈材料〉
【パウンドケーキ生地】
・ホットケーキミックス100g
・卵一個
・牛乳35cc
・サラダ油35g
【いちじくコンポート】
・いちじく3個
・上白糖大さじ3杯
・はちみつ大さじ1杯
・レモン汁小さじ1杯
【トッピング】
・くるみ適量
・(お好みで)チーズ適量

〈作り方〉
・トッピング用くるみを煎る
・いちじくのコンポートを作る
・パウンドケーキ生地を作る
・生地にコンポートを混ぜる
・くるみとチーズを乗せる
・180度で30分焼いて完成

ざっと上記の方法で作ったものがこちらです↓

残ったミックス粉でパンケーキも焼いた

いちじくの食感が苦手な人たちには、胡桃のカリカリした食感でいちじく特有の食感からは気を逸らし、
いちじくの味の無さは、砂糖で煮ることで補填。
熱を加えたら、いちじくの良い香りは少し出てきた。
最後にチーズといちじくの組み合わせをよく見かけたので、今流行りの甘じょっぱいお菓子を目指して加えてみた。(本当はゴルゴンゾーラチーズを探していたのだけど気付いたらゴーダチーズを買っていた。好みの問題なので何のチーズでも良い気がする)

結果として、いちじく苦手な人たちはパクパク食べてくれました。ここまでいちじくのアイデンティティを潰したものもどうかとは思いますが、とりあえずこのままだと残り続けるいちじくを消費することが出来たので良かったです。

いちじくが苦手、というところから始まった菓子作りなので、いちじく好きな人には申し訳ないですが、もし身近に苦手な人がいたらこういう食べ方もあるよ〜と参考になれば幸いです。

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