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短編

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#エッセイ

続・札幌でサッポロ一番を食べる ~彼女と過ごした奇跡の三日間

一日目  こうして僕はまた北海道に帰ってきた。勿論また札幌でサッポロ一番を食べるためだ。…

秋(空き)時間
8か月前
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物を書くこと

 物を書く行為は果実を絞るようにも、鉛筆の先端をミリ単位で削るようにも喩えられる。それは…

秋(空き)時間
1か月前
23

文体の構成でわかるあなたの性格

 グッドアフタヌーン、ねぶた祭り。アフタヌーンと書いて何故かねぶた祭りの事を思い出しまし…

秋(空き)時間
3か月前
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月曜日 その2

 ブルーマンデー。ブルーな現実からズル休みする月曜日。適当な嘘をメールで飛ばして自堕落に…

秋(空き)時間
3か月前
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月曜日

 ブルーマンデー。イアン・カーティスの憂鬱。誰だって自殺したくなる時がある。ニュー・オー…

秋(空き)時間
3か月前
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続々、札幌でサッポロ一番を食べる! ~僕とサッポロ一番のハネムーン

 三度目の札幌だった。九月のシルバーウィーク。白髪の一本も生えていない僕はサッポロ一番を…

秋(空き)時間
5か月前
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愛書狂とインフルエンサー 〜神保町古本まつり(ブックフェスティバル)で出会った人々

 三連休初日の今日は神保町の古本まつり(神保町ブックフェスティバル)に行ってきました。この古本まつりはいつもは暗い店内に引きこもっている古本たちが一年に一度の晴れ舞台とその日焼けし切ったフルボディを晒しまくる超豪華な祭りなんです。古本たちはあなた綺麗じゃないとか、互いに心にもないことを言いながら、我こそが神保町美人本、ブックオフの100均ブス本とは違うわと軒先や向かいの道路脇で昔の吉原の女郎みたいに通行人にあたいを買ってとアピールするんです。  この古本まつりにはそんな神保

タイトル

 昨夜、記事語のタイトルを一晩中考えていた。考えていたらいつの間にか朝になっていた。昨夜…

秋(空き)時間
6か月前
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エッセイの論理 ~文章美人になる最も簡単な方法

 エッセイとはただ思いついた事や感じた事をダラダラと書けばいいってものじゃない。そんなも…

秋(空き)時間
7か月前
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カップラーメンで夜を越える

 深夜にカップラーメンを食べるなんて不健康で、あまり褒められた行為ではない。だが空腹を満…

秋(空き)時間
8か月前
22

天かす生姜醤油全部入りうどんがなんでこんなにも美味いのか書いてみた

 今更天かす生姜醤油全部入りうどんについて語るのは少々恥ずかしくて気が引ける。なぜなら天…

秋(空き)時間
8か月前
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最期のエッセイ

 人気エッセイスト柿杉留雄のエッセイが最近急に話題になった。それはエッセイの内容もそうだ…

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シンプルな文章に惹かれる

 私はシンプルな文章が大好きだ。煎じたお茶のような文章は心に深く染みる。逆に複雑な方程式…

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ノンタイトルで生きる

 人生はノンタイトル。だってタイトルをつけでも裏切られるから。私はそう思って毎日を生きている。タイトルなんか捨てて無勝手流に生きてやれ。タイトルで自己主張してなんになる。そんな風に自分を演出してもメッキなんかすぐ剥がれる。だから私はいつもノンタイトルだ。仕事はいつも無勝手流。契約なんかに縛られない。私はクライアントの前で契約書を破ってやった。私たちに契約書なんて必要ないでしょ?解き放つのよ。この契約に縛られた馬鹿げた世界から。粉雪のように紙が舞い散るオフィスを抜け出して二人で