学ぼうとする努力こそが愛。

私が「これがスキ！」と言えば
夫は「それはあまり良くない！」と言う。

私が「これはイヤだ！」と言えば
夫は「それがイイ！」と言う。

「もうあんた、わざとしてるの〜！」
って疑いたくなるぐらい
私たち夫婦って
好みも意見も合わなかった。

だから「わかってくれない！」って
ずっと夫のコト天敵扱いしてたよ。

意見が食い違って
いちいち衝突するのって
疲れるからイヤだった。

何でも以心伝心できて
意見も一致してたら
どんなに楽でイイんだろう
って思ってた。

「性格の不一致」って
離婚の代表的な理由だよね。

アメリカなんて
結婚したカップルが半分近くが
離婚するので有名だよね。

でも実は最近のアメリカは
離婚率が減少してるのよ。

ミレニアル世代では離婚率が減少？　離婚大国アメリカは変わっていくのか

その反対に
日本の離婚率は上がってきてる。
国全体で35％だってさ〜。

都道府県で離婚率トップは
高知県の46％！
2位の沖縄は45％
3位の和歌山は44％！

No.1の座を僅差で逃した
沖縄と和歌山
く〜、惜しかったね〜。

ちなみに離婚率が1番低いのは
東京都だってさ。

これは意外！

＊＊＊

食べ物とか趣味とか
センスの違いとかなら
調子のイイ時は
なんとか我慢できるけど

子育てとか
お金の使い方とか
時間の使い方とか

大切な価値観にも
大きな違いがあると
やっぱ大変だよね〜。

よく「1人の方が気楽かも〜！」
なんて夫をにらみつけて
ため息ついてたわ〜。

ぷっ、レベル低〜い。

でもさ〜
意見が合わないからこそ
色んなコトを学べるんだよね。

対立するからこそ
自分の器が広がるんだよね。

それでなくても私って
ワガママだから
自分の意思を何としても
通そうとするタイプ。

今なんて仕事も
自分のペースでやってるから
夫がいなければ
自分の価値観と違うモノを
受け入れる機会は
減ってきている。

夫との意見の違いこそが
貴重な学びのチャンスなの。

違いを排除するんじゃなくて
違いから学ぼうとするコト。

わかってもらおうとするんじゃなくて
自分からわかろうとするコト。

そんなコトこそが
愛なんじゃないかって思う。

そしてそうやって
衝突を1つ1つ寄り添って
乗り越えていくと
絆が深まっていくんだよね。

なんだかんだ言って
25年ぐらい一緒にいて
色々乗り越えてきたもん。

もはや「腐れ縁」だから
離れられないんだよね〜。

＊＊＊

私たち夫婦ばっかりが
不一致なのかと思いきや

アメリカの心理学者ウィンチによると
円満夫婦の90％が
対極の性格を持ってる
って証明してたわ。

生物学的に見ても
人間は対極の相手に恋するように
プログラムされているんだってさ。

遺伝子が離れてる両親からは
多様な遺伝子の子どもが生まれて
生き残る確率が高くなるからみたい。

恋愛中に分泌される
ホルモンの影響が
自分にはない相手の部分を
魅力的に感じさせるんだって。

恋愛ホルモンの分泌は
最長でも3年。

だから3年経って魔法が解けると
魅力的に感じてたお互いの違いに
「なんであんたはそうなの？」
って感じてしまうの。

生まれも育ちも違う
2人の人間の価値観が
同じってありえない。

「価値観が同じ人としか
一緒に暮らせない！」
なんて言ってたら
1人になるしかないのよ、カリース！

相手の意見を否定して
「自分が正しい！」って
戦うんじゃなくて

相手の考えにも
「それも一理あるかも？」
なんて考えてみて

歩みよったり
学ぼうと努力するコトが
パートナーシップを続けるには
必要なんだろうねぇ。

最近になって
この夫こそが私にとって
「最高で最強のパートナー」なんだって
やっと思えるようになってきた。

完璧なパートナーに
出逢えるまで待ってたら
ガイコツになっちゃうもんね。

＊＊＊

今日のヘッダーは
お馴染みT_GAIさんのだよ〜。

パートナーシップって
花を育てる過程に似てるよね。
愛情をたっぷりかけて
育てていかないと
キレイに咲かないのよね。
（あっ、ズボラな私
花を育てるのも苦手だし〜！）

だから花って結婚の
シンボルなんだろうね。

日本の結婚式って
新郎がブーケトスの代わりに
ブロッコリーを
投げたりするんだね〜。

ほ〜、私
知らんかったよ〜。

こんな日本独自のブーケトスが
最近はもっと
エスカレートしてるみたい。

ボール投げちゃったり（引用）

アフロのカツラ投げちゃったり（引用）

変なブーケトスが原因で
日本の離婚率が
ますます上昇しちゃうかもね。

まぁ〜、結婚してても1人でも
それぞれ幸せであれば
形はどうでもいいっか！