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英語の発音が下手なんですけど…

前回の記事で
「下手でもイイじゃん!」
って話をしたよね。

この話をしたのは
何か新しいスキルを学ぶ時の
助けになると思ったから。

大人になってから
言語をマスターしようと
思ってる時は特にそうだわ。

最初は誰でも
穴があったら
入りたくなるぐらい
ガチで下手なんだよね〜。

聞き取れないし
話せないし
発音なんか全然できないから
そんな自分が許せなくなる。

でも上達するには
下手でも
完璧じゃなくても
話し続けるしかない!

「下手だから」って
恥ずかしがって
話さない限り
話せるようにはならない!

みんな最初はヘボいのよ。

そんな現状を否定して
いきなりネイティブレベルを
目指してしまう所に
挫折してしまう原因がある
と私は思うのさ。


***

「自分の発音はダサい!」

「日本語訛りの発音じゃダメ!」

とかって
みんな口を揃えて言う。

日本人はみんな
ネイティブみたいな発音に
憧れるんだよね〜!

わかるよ〜。

私もずっとそうだったから。

私の場合
憧れだけじゃなくて
変わらなければならない
現実に迫られていた。

だって
発音のせいで
会話が通じなかったら

病気になっても
自分の症状を医者に
伝えられない。

レストランに行っても
好きな食べ物さえ
オーダーできない。

教師にもなれないし
会話が必要ない低賃金で
3K(キツイ・キタナイ・キケン)
の仕事しかできない。

そして何よりも
自分の意見をガッツリ言って
ケンカすらできずにいるなんて
絶対にゆるせない。

こんな風に
生活のすべてが
かかってたから
私は英語の発音を
すぐさまマスター
しなければならなかった。

そうやって
がむしゃらに
ずっと英語を話して
過ごしてきた私。

海外に住んでた時間が
日本での時間よりも長いし
英語圏で英語を使って
教師をずっとしてきたけれど

それでも私の英語は100%
ネイティブの発音ではない。

わかる人が
よく耳を澄まして聞くと
日本人訛りがどこかに残ってる。

でも私の英語はきちんと伝わるし
他の人の英語も普通にわかるから
日常生活をする上でも
仕事をする上でも問題ない。

大人になってから
外国語を学び始めて
ネイティブレベルを目指すって

大人になってから
運動を始めて
オリンピック選手になるコトを
目指すような感じだよ。

そんなでっかい目標を
掲げちゃったら
どんなに頑張っても
ガッカリするのは
目に見えている。

きっとほとんどの日本人が
自分の英語の発音が
ゆるせないのは
「カッコ悪い」っていう
思ってるからだと思う。

それは思いこみ。

なまりは個性。


英語には
アメリカ英語だけじゃなくて
イギリス英語や
オーストラリア英語などの
他の英語圏の英語もあるし

フィリピンやインドなど
英語を第二言語として
使う人の英語もある。

アメリカ国内でも
カリフォルニア出身の人の英語と
ニューヨーク出身の人の英語と
テキサス出身の人の英語は
全然違う。

色んな人の英語があって
そのユニークさが
ステキな個性だ

って私は思う。

日本人の英語は
サムライのように真面目で
ちょっぴり可愛いイメージ。

日本語でも
方言とか外国人なまりで
話してる人って
なんか個性的だし
親近感がわいてこない?

確かにあまりにも
なまりが強すぎると
言いたいことが通じなくて
コミュニケーションが
成立しなくなる。

そういう場合は
「通じる工夫」をするだけ。

例えば
発音できない単語を
他の言い回しで
言い換えするとか

例を出したり
比喩を使ったり
ジェスチャーや
効果音を加えたりするの。

間違えながらも
自分のレベルと
しっかりと向き合って
工夫を続けるこそが
「学ぶ」っていうコト!

「下手だ〜!」
「ダメだ〜!」
って自分を責めてても
上達しない。

なまりがあっても
日常会話をするには
全然問題ないし

「そんなの関係ねぇ〜!」って
小島よしおのように
こぶし入れて
バンバン足ぶみしながら
力強く言えるぐらい

下手なプライドは
捨てた方がイイ。

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そしたら
絶対結果はついてくる。


***

ヘッダー画像は
私が幼稚園の時のモノ。

どれがカリースかわかる?

節分の頃で
鬼のお面を作ったんだけど
全てのパーツが右に偏ってて
工作が下手な子だよ〜。

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ぶきっちょだから
工作なんて一生やらない
と思ってたのに

今は英語のレッスンとかで
工作のアイデアを
考えるのが楽しかったりする。


人生って
ホントにどうなるか
わかんないもんだよね。

だから
自分で自分の可能性を
狭めるのはやめよう。

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