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趣味が合わないと仲良くできないわけでもないよねっていう話。

共通の趣味は仲良くなるきっかけになる

人と仲良くなるきっかけって何だろう。

同じ地元の出身とか年齢が近いとか色々とあると思うけれど、趣味が同じという場合も多いと思う。

その場合、趣味について話したり、一緒に楽しんだりすることで「気が合う!」と感じて仲良くなれるのだろう。

では趣味が合わなければ仲良くなれないのか? 
それはもちろんちがう。

お互いの「語り」を楽しめることが大切

今、私が仲良いと思っている友人たちはかなり趣味がバラバラだ。

バンドが好きだったり、お笑いが好きだったり。
私はどちらもあまり詳しくない。
逆に、友人たちも私の好きな漫画には詳しくない。

ただ、お互いの趣味に関する「語り」は楽しむ。
自分の趣味に関して楽しそうに話す友人を見てると、こちらも楽しくなる。

趣味が同じでも語りは多種多様

また、趣味が同じ場合でも、人によって語りは様々である。

例えば恋人と私の趣味は同じ読書である。
けれども私たちは読む本の種類が違う。

恋人は小説から百科事典、新書まで読むいわゆる本の虫だ。
一方、私は小説ばかり読む。

それに、読む小説の種類も違う。
恋人はドロドロしたサスペンス小説は読まない。
私はドロドロしたサスペンス小説が大好きだ。

このように、読書が共通の趣味であっても好む本の種類が異なるので、恋人と私の読書に関する「語り」は共通するところが全くない。

ただお互いの語る様子を見て「楽しそうだなあ」と思うだけである。それで満足なのだ。

趣味以外の共通点が多ければそれでよし


たとえ友人・恋人が自分と同じ趣味を持っていなかったとしても、他の共通点があればきっと仲良くできる。

食事の好み合うとか、テンションが合うとか。
そんな小さなことでもいい。

共通点を見つけて、違いを受け入れて、お互いを尊重して。

それができれば良好な人間関係を築くことが出来るのだ。

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