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私とゆう運命について(いじめ編)

小学5年生の時、私は引っ越しの為となり町に転校しました。

4年生まで過ごした小学校は自分にはとても合っていて
先生もみんなから人気があり私も活発に過ごしていました。
そんな学校を転校しなければならなくなりとても寂しい
気持ちでしたが、新しい学校に行くワクワクもありました。

5年生の1学期から新しい学校に通うのですが、
始業式で、校歌が分からなくて歌わずにいると
となりの男の子が「あそこに歌詞があるよ」と教えてくれました。
初めての転校で不安だった私は、優しい子がいて良かった〜と
その時の記憶がとても鮮明に残っています。

女の子の転校生と言えば勝手なイメージですが
みんなから興味を持たれ
「どこから来たの?何が好きなの?この筆箱可愛いね〜」
など、自分から話しかけなくても何人かは寄ってきてくれ
ちょっとワイワイする感じ。
しかし実際はそんな事は全くなく、あれ??と。
まぁ新学期だしみんなもクラス替えがあったし仕方ないか。
そう思っていました。が。。。

転校してまだ数日しか経っていないある日の事、
いきなり同じクラスの女の子Bさんがズンズン!
と私の所に寄って来て
「私がA君の事好きなの知ってるよね?何で喋るん!?」
と訳の分からないいちゃもんをつけてきました。
そもそもA君自体まだ把握できてないし、そのBさんが
A君を好きな事ももちろん知りません。
あまりの勢いに「え??」としか言えませんでしたが、
Bさんはクラスでボス的な存在で、A君とたまたま席が近かった
私は完全に目を付けられてしまいました。
女子はだいだいそうですが、仲のいい何人かで行動していて、
Bさん率いるグループからはその後、完全に無視されました。
今思えば、始業式の日に男の子に歌詞を教えてもらった時から
なにあの子〜。と思われていたのかもしれません。

そして目を付けられたせいなのか、5月に開催される音楽会で
指揮者を決めよう。となった時、当たり前に立候補者がいなく
シーーンとなっていたその時、Bさんが手をあげて
「◯◯さん(←私)がいいと思いまーす」
と言いました。
え、、、私??なんで?まだみんなの名前も覚えてないけど?
先生助けてくれるよね???
しかし私の記憶では先生は我関せずでした。
「他に誰もいないなら◯◯さんでいいですかー?」
司会の男の子が言いました。
なんだこのクラス!?
私は反論することもできず、無理矢理指揮者を
押し付けられてしまいました。
前の小学校はみんなとても仲が良く、何かを決める時は
先生を含め、クラス全体で話し合いをしていましたので
こんな事あるんだ、、、。と少し諦めに近い気持ちでした。
その後、指揮者を無事勤め上げましたが、消したい記憶なのか
音楽会の日までの記憶はありません。

そんな中、家も近く優しく話しかけてくれる子もいました。
なんとかその子のおかげで5年生は過ごす事ができました。

問題は6年生です。
そのお友達が5年生の学期末で引っ越ししてしまったのです。
一番仲のいい友達がいなくなってしまった私は「終わった」
と本気で思いました。
クラス替えがなかったので、まあ何とか適当に過ごせば。
あと1年。1年頑張れば卒業だ。と自分を励ましていました。
適当に過ごせば。適当に過ごせれば。。。

長くなりそうなので続きは次回!!!


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