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とある田舎の高校生がblog初めてみた#5アメリカへの留学 その3 留学先での発見

こんにちは。
とある田舎の高校生です。
ついに11月突入しましたね汗
たくさんしなければいけないことは積み重なっているのに何も手付かず、中途半端な状態で放置しがちです・・・。
今回は、長らく期間が空きましてアメリカへの留学その3ということでダンス以外でLAへの留学を通して驚いたこと、学んだことなどを書いていきたいと思います。
結構長くなってしまったので、飛ばし飛ばしでも見ていってください🙇‍♀️


               プロフィール
                 高校2年生   

   トビタテ留学JAPAN 高校生8期生としてアメリカへ約3週間留学
     一般家庭 英語0からNo塾で海外大学進学を目指し奮闘中
            洋楽と夜のドライブが大好き

まずはお知らせから
トビタテ!留学JAPAN高校生等(第9期)、大学生等(第16期)の募集が開始しました!!
私自身もトビタテ!留学JAPANを通して自分の夢を実現することができ、多くの壁にぶつかりながらも成長できました。
留学で世界を知って、経験して、新しい自分と出会いましょう!
募集要項や説明会などの情報は、公式ホームページに上がっているので是非チェックして応募の準備を!


もう一つ・・・
実はこの期間内にトビタテ留学JAPANの事務所の方からトビタテの事後研修についての案内がありました。
事後研修まではまだ時間があるものの、事後研修に向けてプレゼンの準備(成功したこと、失敗したこと、アンバサダー活動について)などをまとめる必要があります。また事後研修が終わり次第、blog記事にできたらと思いますのでお楽しみに。

それでは入っていきましょう。


実は課されて居たもう一つの課題!?


遡ることトビタテの二時試験、「面接」
面接では留学における目標や具体的な留学計画、エヴァンジェリスト活動、アンバサダー活動についてプレゼンします。
私は自分のバックグランドやなぜLAでダンスを学びたいのか、どんなことを達成したいのか。Theダンスについて発表しました。
面接官からの質疑応答も終わった後、最後部屋を出る際に一つ言われたことがあるんです。

「アメリカは日本と政治体制も文化も全く異なりますよね。
日頃のニュースや街の風景などから些細なことでも発見してみてください。新たな文化や価値観にも触れて、ぜひ世界を知って欲しいと思っています。期待しています。」

もちろん、採用が決まったあと
「異国の地に行ったのならばダンス以外の場面でも多くのことを吸収しする!!」
と意気込んでアメリカへと発ちました。
今回のblogではこの課題の振り返りを行うべく、私が想像していたLAと実際に体験したLAを紹介していきます。


LAの治安って実際どうだった?

私がアメリカへ発つにあたって一番心配していたのが治安です。
銃社会と呼ばれますし、ホームレスや人種差別、合法化されている薬物の使用など日本では身近ではないことが多いので少し不安でした。
私がLAでの生活を通して気がついたことは大きく以下の2点です。

-コロナ前もそこそこホームレスの方はいたがコロナ禍になってさらに増加→伴って治安も悪化

-地域によってホームレスの多さが異なる


まず、私は初めLAに行ったのでコロナ前の状態は詳しくは分からないのですが、ステイ先のお母さんによるとコロナ禍になってホームレスが増えたそうです。

コロナの影響で失業率が高くなった

のが原因みたいです。
日本では生活保護制度で最低限度の生活は保証されていますが、アメリカでは自己責任というのが背景にありますね。

また、それに伴って治安も少し悪化傾向にあるみたいです。
私自身、街中でホームレスの方とよくすれ違うことはあるものの、特にこれと言った危険はありませんでした。
大きい事件はないものの、毎日パトカーが走る音が聞こえていました。
他にもコンビニでホームレスの方がドアを開けてくださり、「Thank you」と返すとお金をせがまれたりと少しややこしいことはありました。

(なんでそっちが勝手にドア開けたのに私が払わないといけないの!?)


と心の中で文句言ってました笑
あとは説明するのが難しいですが、散歩している最中にすれ違ったホームレスが私の後ろでランニングをしていた男の人に罵声を浴びせていたりと恐怖を感じることはあったものの、なんとか日本に生還できました。

また、ホームレスの多さは地域によって若干差があるなと思いました。
ホームレスの人はホームレスの人同士で固まってしまうというのもあるかもしれませんが、私がステイして居た地域の上の地域はホームレスが多かったように感じます。ホームレスの多さに比例するように街中にゴミが散乱していたりと少し街の景観にも影響を与えていたようにも感じます。

また、ホームレスに関連してびっくりしたのは ほとんどのホームレスの方は買い物カートを持っていたことです。これもステイ先のお母さんから聞いたことのなのですが、LAのホームレスは移動式が多いみたいで・・・
買い物カート(どこから取ってきたの)のなかに荷物を入れ、押しながら歩いていた人が多かったです。

車社会LA

ニューヨークは電車、LAは車と言われるようにLAではどこへ移動するにも基本的には車が使用されます。
ここからは私が驚いたLAの交通事情について説明していきます。

1 路上駐車は当たり前

車が多いLAでは路上駐車は当たり前の光景でした。
どの道を通っても大体は車が道路の端に止められています。
お金を払う機械は設置されているものの、払う人と払わない人がいるそうです。驚いたのはその機械でもクレジットカードが使用できること。
私が今まで日本で見てきたパーキングや路駐の支払い機械は基本的に現金のみの場所が多いです。LAではキャッシュレス化が進んでいることもあり、このような支払いの場面でもカードが使用できるのは驚きました。

2 右へ曲がるときは信号無視でもOK

アメリカは日本とは異なり右側通行なのは多くの人がご存知だと思います。
私も、右側通行 までは知っていたのですが、右に曲がる際に信号を無視してもいい ということは現地で初めて知りました。
乗った車が赤信号なのにも関わらず右に曲がった時警察に捕まるかと思ってソワソワしていましたがのちに、なんの法律にも違反していないことを知りました。

アメリカの住みやすい街づくり

アメリカの街を散歩して、日本とは異なる 住みやすい街づくりに貢献しているものを発見したのでここで紹介したいと思います。

1 ペットの糞を回収するための袋とゴミ箱

散歩をしている最中に所々見かけるこのオブジェクト(下の写真)。
これはペットを飼っている人用に設けられた糞の回収袋及びゴミ箱なんです。LAでは犬を飼っている人が多く、散歩している姿をよく見ます。
自分のペットが道中で用を足してしまって街を汚さないようにこういったものが設けられています。一定間隔に設置されているので、ペットを飼っている人からするとすごくありがたい取り組みですよね。

ペットの糞用の袋とゴミ箱

2 街中にあるスプリンクラー

これも散歩をしていると見かけるスプリンクラー。
これは、歩行者用通路と自動車用道路を分ける場所に生えている芝生や木などを育成するための水やりを自動的に行う役割を担っています。
人手が必要でないほか、広範囲に水やりをすることができ、水やりを通して景観維持等に役立っているといえます。

街中のスプリンクラー


3 主流になりつつある電動スクーター

私が住む地域ではまだマイナーな電動スクーターはアメリカでも主流になりつつあります。特に、自動車を使用するほど遠出するわけでもない場合や簡単に移動したい場合には電動スクーターを使用します。
自動車よりもエコであり、街中で乗り捨てし、その後他の人が使用することが可能なので誰でも使用できるというメリットがあります。

街中でよく見かける電動スクーター

アートが融合した街

街中では多くのアートを目にすることができます。その多くが壁画なのですが、レベルがすごく高いです。落書きでさえも、落書きの範囲を超えて一種の芸術作品であるかのように思えます。私も散歩をしている途中に街中でこのような壁画を探し、見つけては写真を撮ってました。日本ではなかなか頻繁にこのような壁画はみないので街がすごくおしゃれだなと感じました。

Tatooショップのアート


街で感じたアメリカ人のフレンドリーさ

実際に行ったことがないこともあり、映画などに影響されて
「アメリカの人はとりあえずノリがいい!」と勝手に思っていました。

これは思っていた通りで本当にノリがいい/フレンドリーな人が多かったと思います。基本的に店内や車では音楽がかかっていることが多く、ある車は音楽によって地響きしていました。日本とは桁違いの音量で笑うくらいに驚きました。

あとは、日本人観光客が珍しいということもあるかもしれませんが、車の中のお父さん、建設中のマンションの中の作業員のお兄さん、散歩中のお姉さんなど、たくさんの人が手を振ってくれました
(もしかしたら私が街中で色々なところキョロキョロしすぎて目があっていたからかも・・・)
一人で公園のベンチに座っている時も子連れのお母さんが

「どこからきたの?日本のどこ?何しにきたの?LA楽しい?」

と質問してくれたり、海でお姉さんが

「スタイルめっちゃいいね!服装もめっちゃ可愛い!
どこで買ったの?モデルか何かやってる?ダンス!?すごいね!
私の娘も・・・・」

と話しかけてくれたり、ダンスのスタジオでも多くの方が話しかけてくださって人見知りの私でもすごくリラックスできる場でした。
みんな話す中でジョークがほとんどの確率で入っててめっちゃ面白かったです笑
一つだけ、日本ではあまりないハグの文化は正直戸惑うこともありました汗


気になったこと・・・

一つ、気になったこともありました。
毎朝散歩をして街探検するのが日課だったのですが、ある日いつものように散歩していると横断歩道で一台の車の中から男性に話しかけられました。
「どこからきたの?どこ行くの?」
と聞かれたので、拙い英語で
「日本から来ました。特に行き先は決まってなくて、街を探索しているだけです!」
と返すと
「送ってあげるよ!LAは初めて?もしよかったらユニバやハリウッドにも連れて行ってあげるよ」
と言われたので、(これは危ないやつだな)と思い、
「ありがとうございます。でも大丈夫です。今は少し歩きたい気分で」
と返してその場を離れました。
その後先回りされていてまた同じように声をかけられたものの、大ごとには至らず。

帰ってすぐにステイ先の家族にそのことを話すと、お父さん(黒人の方)からこう言われました。

「何事もなくてよかった。。人種はどんな人だった?黒人だった?
もしそれが黒人で〇〇(私)が怖い思いをしてしまったのなら謝るよ」

衝撃的で頭を打たれたような感覚でした。
実際には声をかけてきたのはヒスパニック系の方だったのですが、
犯罪=黒人 というような考え方が少なからず根付いているのかなと改めて考えさせられる一言でした。
人種の坩堝と言われているアメリカでは白人、黒人、アジア系、ヒスパニック系など数多くの人種が混合しています。
私自身は人種差別等には合わなかったものの、ステイ先のお父さんとのやりとりを通して目には見えないステレオタイプが存在しているのだと気づきました。

「個」の尊重と自分のスタイルの確立

ダンスについて書いた記事ではアメリカの人は前に前に出る人が多いと話しました。これはダンス以外もで日常生活の中でアメリカに住んでいる人は自信がある/恥ずかしがらない人が多いように感じました。

まず、日本と異なりかなり露出が多い服装も着る。
露出が多いというか、各々が他人の目を気にせず好きな服装をしています。
上裸でランニングをしている男性は一日に何回も見ますし、女性でも
「え?これ下着じゃないの」と思うような服を着て歩いている人がたくさんいました。私自身も日本にいて学校や街中で必要以上に人目を気にする事もあったのですが、アメリカでは自分のスタイルで過ごすことができました。

ある時にはステイ先のお母さんから
「日本では上裸でランニングしている人なんか、
なかなか見ないでしょHAHAHA!」

と言われ、「はい・・・アメリカンですね」と一言。
加えて「なぜ日本ではみんな夏なのに長袖を着るの?暑くないの?」
と聞かれた時は
「日焼けを防ぐため?・・だと・・思います。。。」
としか答えられませんでした。(それ以外に理由あるのかな。。。)
ですが、アメリカで様々な「個人」のあり方を見たからこそ、日本に帰っても自信をもって自分の好きなファッションを着れるようになりました。
もちろん、露出が過度に多いものなどは着ませんが笑笑

あとは、人だけでなく飼っているペットにも自信を持っている人を多々見ました。
家の近くに大きな公園があったのですが、そこではたくさんの人が犬の散歩をしていました。私もステイ先のファミリーと犬の散歩をしていた時、すれ違ったある飼い主さんと立ち話が始まったかと思いきや、
双方自分の飼い犬を褒めまくる笑笑
私の犬可愛いでしょ?
まぁ、あなたの犬も可愛いけど私の犬には勝らないわよね」


という話をたくさんの人と繰り返していました。笑
日本では基本的に相手のペットを褒めて、自分のペットを褒めてもらうというような感じですがアメリカでは自分から褒めてもらうという。。。
面白いなぁと感じた瞬間でした。


初めて経験したキリスト教の集会

正直、宗教についてこのblogで触れるのは少し控えておこうかなぁと思って居ました。正直、宗教は私にとって非常に難しい分野であり、日本で生活する中であまり自身の宗教について深く意識したことがなかったからです。
しかし、アメリカに行った際にキリスト教に触れる機会がありすごく感動したのでこの経験をblogに残しておきたいと思います。
(ここから先はあくまで私が経験した/感じたことです。)

アメリカの国民の3/4が信仰していると言われているキリスト教。
私は留学期間の中で三度ほどキリスト教のコミュニティーの集まりに参加させていただきました。ファミリーの方によると普段は教会で集まるらしいのですがその地域には近くに教会がなかったといこともあり、小学校のホールを借りて集まっているそうです。

私が来てもいい場所なのかな?キリスト教信者ないけど大丈夫なのかな?と初めてだったこともあり、戸惑いながらとりあえずファミリーの後をついていき様々な人に自己紹介をしました。

初めて参加した際、ホールのエントランスに入るや否やドーナツやコーヒー、アメリカで有名なお菓子(グミやチョコ)など「どんどん食べてね!」と手渡されいつ食べればいいのかわからず、集会が終わるまで手にずっと持っていました。

集会で行ったことは以下の2つです。

1歌を歌う
集会でみんなが揃うと、ステージ上で何人かの参加者が代表となって歌を数曲歌います。その場でギターや電子ピアノ、ドラムなどを演奏する人もおり、小さなコンサートのようでした。
私たち参加者も聞くだけでなく、一緒に歌ったり、隣の人と挨拶や握手を交わしたりしました。歌詞が前のスクリーンに映し出されていたので、私も歌うことに挑戦しました。
みんなで声を合わせて歌う姿にすごく感動して涙が出そうでした。

コミュニティーとしての一体感を強く感じました。


2テーマに合わせた事物から学ぶ
私が参加した際はテーマが「映画」でした。
なので、ショート映画をみんなで見ながら、どんなことを伝えているかをメモします。途中途中、映画が止まり、そのシーンについての解釈等の解説が入るのでそれを事前に配布された用紙にメモする感じでした。

その後、また最後みんなで歌を歌って解散という流れです。

初めて参加した日、帰り際の車の中でお母さんから感想を聞かれました。
正直、

「感動した」

以外に 気持ちをうまく表せれる言葉が見つからず申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、お母さんはそれを感じ取ってくれたのか、キリスト教についてさらに詳しく話してくださいました。
お母さんはもともとキリスト教信者ではなかったものの、ある出来事をきっかけにキリスト教を信仰するようになったそうです。

また、車の中でこんなことも聞かれました。
「ちょうど(私が)留学している期間に地域の海で洗礼(キリスト教徒になるための儀式)があるが、体験してみるか」
しかし、これは流石に断りました。
洗礼を受ける=キリスト教を信仰する 
ということかな と解釈したのでそれは流石に軽いノリで経験してはいけないものだと脳内でストッパーがかかりました。
流石にアメリカに来たからといって「なんでも体験しとけ!」の精神じゃ乗り切れない時もありますね汗

その代わりに、その洗礼の様子は見させていただきました。
子供数人と大人数人がその日に洗礼を受けていました。
海の中に体を沈めて新しい自分に生まれ変わるそうです。
「写真を撮ってもいいよ」と言われたものの、ずっとその様子を凝視していたので写真を撮るの忘れていました汗
その後、コミュニティーの皆さんとビーチバレーを行ったり、ホットドッグなどを食べたり、海で遊びました。

海で食べたホットドッグ

(ちなみに、LAの海は日本の海よりも全然冷たい。本当に冷たいです。聞いた話によると海の水が冷たすぎるため、サーファーの皆さんは自分のおし○こで体を温めるらしいです。)


ということで・・・
やっと書き終えたー!!
ここまで読んでいたただき、ありがとうございました。
実はこの記事は五日間くらいにわたってちょこちょこ書き進めてました。
課題と課外活動、試験対策など行うことが多くて隙間時間を使ってなんとか完成。。。

3週間という短い期間ですが本当に学びが多い期間でした。
たくさんの人と関われて、自分のスキルを伸ばして、初めての経験をして・・・ 世界に挑戦するって本当に楽しい!と改めて感じました。

もしかしたらもう知ってる!初めて知った!というような情報があったと思います。学生の皆さんはまだトビタテのチャンスがあるので世界で新しいことを発見してみてください!応援してます。
ではまた次回お会いしましょう

-とある田舎の高校生








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