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GOOD DESIGN2022|函館のPres de La Merが受賞しました


函館でロゴとサイン・壁画を担当させていただいたプレ・デ・ラ・メールがGOOD DESIGN賞をいただきました。

大先輩たちと関わらせていただき、楽しく過ごしながらも、本当に緊張したお仕事でした。とても嬉しいです。ありがとうございました。

グッドデザイン賞
https://www.g-mark.org/award/describe/54205

ウェブ
pres-de-la-mer.jp/story.html

以下、ウェブより引用▼

Pres de La Mer (プレ・デ・ラ・メール)はフランス語で「海のそば」を意味しており、当施設は海岸には面していないものの、ほんの2,3分歩くと海の見える岸壁まで行くことができ、実際当施設でも汽笛の音や海の香りを感じる事ができる海をテーマにした宿泊施設です。

建物は明治31年(西暦1898年)に北前船に関わる取引をしていた時代に倉庫として使用されており、その後50年以上も放置されていたレンガ造の建物を、モダンな雰囲気にフルリノベーションをし、数々のアートを散りばめて、まるで家が美術館のような一日中居ても飽きない空間を演出しています。


𓃗デザイナー Designer

木村英樹(キムラエイキ)
eiki design workshop
1974年生 武蔵野美術大学卒。

海外でのデザイン活動や諸国放浪、紆余曲折いろいろな職経歴をもつディレクター/デザイナー。

インテリアデザインからグラフィックデザイン、プロダクトなどの様々なジャンルを行き来しながら、時にはそれを融合させ、多角的な観点から柔軟・的確にモノゴトを提案・発信、難解案件のフィクサーでもある。

Pres de La Merでは、インテリアとエクステリアのディレクションとデザイン・設計、家具デザイン、照明プランを担当。

𓃗壁画・ロゴ Wall Art / Logo

Natte
北海道出身。Sapporo School of The Arts インダストリアルデザイン・建築コース卒業。
グラフィックデザイン、ブランディング、壁画、絵の制作などをてがける。

ロゴ・サイン・壁画を担当。

築100年を越える倉庫の歴史を表す北前船、地平線に沈んではまた昇る月と太陽、海の神獣である鯨、海辺の町のやわらかな植物たちを散りばめながら、海の近くで暮らす豊さを考えていきました。館内には、短い詩が至るところに隠されています。ぜひ探してみてください。

𓃗フラワー装飾 Flower Decoration

Maki Minamoto
M Flower Design(株)・(有)スタジオ嶋 代表取締役
札幌を中心に数多くのフラワーアートを手掛けており、函館でもシエスタなどでフラワーアートの講師なども務めている。フラワー装飾技師、北海道認定木育マイスター

1F洗面のアートフラワー装飾を担当。

今回の制作にあたり最初に、”ラグジュアリー”というコンセプトと、”インスタ映えのスポットとなる様なインパクト”をという事とお聞きしていたので、以下のようなイメージで制作しました。
テーマとなっているラグジュアリー感を出すための色彩としてパープルやグレージュをメインに、おとなの色気や落ち着いた華やかさの演出に蘭などの花材を用いています。 バスルームの鏡に映し出された時に与える印象を考えた時、アートフラワーの特徴として、触接至近距離から見たときの印象とは大きく違ってくることから、その点を花材や色彩でカバーしながらかつガラスケース越しに見たときにも、人の心を動かす印影、一見すると見えていない部分が作用する効果を考えてみました。花の素材だけでボリュームを出すのではなく色彩が与える印象をいくつものグリーンで引き立たせています。

𓃗再生プロジェクトプロデューサー/オーナー Renovation Project Producer/Owner

Shuichi Hashiya
函館の旧市街地(西部地区)で生まれ、北前船で加賀からやってきた祖先の影響を受けながら、高校卒業後、アメリカに留学しその後ニューヨークで勤務。アメリカに関わらず全世界を幾度となく旅した見地からもニューヨークやヨーロッパなどの古い物件をモダンかつアーティスティックに再生するテイストの影響を受ける。
本業の食品卸売業、不動産業などの経営者としての観点からも、時代のニーズにフィットしながらも持続可能な運営のできる施設を立ち上げている。

函館湯の川La Cachetteのプロジェクトのデザインも行っている。

銭湯へ行ってきます