【小説】遠距離恋愛みたいだねと君は優しくほほえむ
(いつも、読んでいただきありがとうございます😊🌸
久しく小説を書いてなかったので、書き方忘れないように書きました(笑)またコンテストがあったら挑戦するぞ🤗🤗
お家時間のお供にどうぞ☺️🌸)
2020ねん、楽しみにしていたオリンピックが延期になった。
朝、目が覚めると心地よい、くもに乗っているようなふわふわした気分の夢の中から、現実に引き戻される。
コロナの影響で、自粛モードから不要不急の外出は禁止モード。
普段はアウトドアのわたしも、もう4日も外出していない。
SNSでは会いたい人に会わないのが愛情だと言われている。もし自分が移っていて症状がなかった場合、コロナを移したくないから。
彼氏に会いたいが、会えなくて、震えていた。普段なら電車で1時間で会えるのに、それすら叶わないゆめ。
こんなにも会いたいが今は我慢。
お互い元気に生きていたら、また会える日が来る。そう信じて、LINEをしたり、テレビ電話をしたりしている。
だが、会いたい気持ちは電話をすると更に増す。
遠距離のようにその気持ちは実際会ってハグするまでは、おさまらない。
こんなことだったら、出ていた同棲話進めておけば良かった。そうしたら毎日会えたのに。
今年は桜をSNSでお花見して、去年の友達としたお花見を思い出していた。あの頃はなんて平和だったんだろう。楽しかったことを思い出して心がすこし体温を取り戻した。
当たり前の日常に隠れている幸せは失ってから気づくもの。
昔大好きだったあの人のように。
今は、オンライン飲み会がトレンド🍻
実際に目を見て会えなくても、色々工夫をして、知恵を出す賢者がいる。
私の最近の口癖は、生きてると色んなことが起こるんだね。なんかおばあちゃんみたい、いくつだっけ?(笑)って彼氏に笑われた。
仕事が忙しい中、彼氏は5分でも毎日寝る前に電話をしてくれた。たまに寝落ちしちゃう日もあったけど(笑)
その優しい時間だけが心がやすらいだ。
寝る前に電話をしてくれるので、夢の中は幸せな気持ちのまま、心穏やかによく眠れた。
そんな生活が続き、この中々会えない日々は、遠距離みたいじゃない?(笑)
わたしはほほえんだ。つられて彼もほほえむ。
お出かけできる日が来たら、記念日に連れて行ってくれた、あの可愛いカフェに久しぶりに行って、あのチーズケーキ食べたいな。良いよ。そんな約束をして、ふたりはそっと目をとじた。
今日もさくらが綺麗に咲いている。ふたりを優しく見守りながら。
1か月後の爽やかな朝、
明日はやっと会える日だ。あの思い出のカフェ🍰に10時に集合ね。
一生懸命、お時間をかけて(一記事2時間とかざら)誠意を持って執筆しております。良かったな。って思っていただけたらよろしくお願いします。めっちゃ励みになります☺️