スーちゃんと父さんの添い寝
【チャンさん小1、スーちゃん年中、ピーちゃん1歳の頃】
スーちゃんの七五三前夜。
すっかり子供たちが寝静まった後に父さんが帰宅。
晩酌を済ませてほろ酔いの父さんが「今日はスーちゃんと寝よう♪」と珍しく2階に上がらずにスーちゃんの布団に潜り込む。
すると夜中に目を覚ましたスーちゃんが『スーちゃんのおふとんに チャンがはいってきてるんですが」と言う。
「それチャンさんじゃなくて、父さんだよ。」と告げると、もぞもぞと布団から逃げ出し、私の足元に潜り込んでくるスーちゃん。
な、なぜ…逃げる?!
父さん無念…
「スーちゃん、お母さんの足元危ないよ…お母さんの足あたっちゃうよ…」と言っても潜り込んだまま。
仕方がないので足元から引き上げて、私の横に眠らせる。
結果、ピーちゃんとスーちゃんに挟まれ、寝返りもできない激セマの寝床で浅い眠りの一晩を過ごした私。
一方、お父さんはアルコールによって深い眠りに落ち、一切このことを知らないご様子。
朝起きると、「スーちゃん、昨日父さんと一緒に寝たね!」と嬉しそうにスーちゃんに言う。
肯定も否定もせず、しれーっと黙っているスーちゃん。ある意味かしこい(笑)
七五三のお参りを無事に済ませ、両家のおじいちゃんおばあちゃんと会食をしていると、再びお酒の進んでいった父さん。
「昨日スーちゃんと一緒に寝たんですよ。」と自慢げに話し「ね、スーちゃん!」と微笑む。
お酒の入った今ならば傷は浅くて済むだろうと「それ、スーちゃん夜中に逃げ出してたよ(笑)」とチクリと言ってみる、寝不足でシラフで意地悪な私。
それでも、七五三の喜びとお酒に酔った父さんは「えー?!(ハート)」なんて言いながらとても嬉しそうにしていたので、私もそれ以上はトゲを刺さずに一緒に幸せなひと時を過ごした。
スーちゃん、今度は父さんに添い寝してあげてね!
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