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物覚えの悪い人の戦略

僕は何かを理解するのが、人よりも時間が掛かる。

仕事でも、勉強でも、スポーツでもなんでもそうなのだが、飲み込みが本当に悪い。

だから、会社員として仕事をする時に、割と早い段階でハードルがあるようになってしまう。

仕事というものは、全てでは無いけれど、誰かに習いながら、そのマネをする事から始まるものが多い。

ここで、物覚えの良い人や、なんでも器用にこなせるような人であれば、すぐに会社の同僚にも気に入ってもらえるだろう。

それは、何かを教えればすぐに覚えて、早い段階で自分のものにするからだ。

つまり、手が掛からないのである。

会社は規模の大小こそあれど、人手不足というか、後継者不足というのが蔓延しており、教える側になってみると、教えながらも自分の仕事をこなして行くというのが大変か身を持ってわかるようになる。

だからこそ、教えるという事に時間とか、手間が掛からなければ、仕事もスムーズに行くようになる。

もちろん、飲み込みの早い、手の掛からない新人ばかりではないし、何よりも、そのような後輩には、ゆっくりと丁寧にわかるようにするのは、教える側の腕の見せ所でもあるのだから、新人は何も心配せずに、謙虚に聞けば良いのである。

ただ、僕のように飲み込みが人よりも悪いと知っていると、どうしても気が引ける時もある。

先輩方が忙しそうにしている中で、何かできることはありますか?などと聞いても、その手を止めさせてしまっただけで、結局、今の自分が力になる事はできなかった。

本当に歯痒い期間である。

きっと、立ち回りが上手い人や、器用に物事をこなすような人は、この歯痒い期間が短い、あるいは存在しないのだろう。

しかし、それを羨ましがっても何も変化しない事ぐらいは、僕でもわかっていて、苦手なことは苦手なのだと、まずは認め、次に何ができるか考える事が重要だ。

僕の場合は、たとえ時間が掛かってでも、きちんと聞き、一旦自分の言葉にするか、一度行動してみて、覚えられるようにしている。

単純な事だが、しっかりとメモを取るとか、復唱するとか、すぐに自分でやってみるとか、そんな事である。

正直なところ、これに不満を覚えている人がいるのは知っているのだけれど、この時間がなければ、僕は前に進めないのだ。

本当は、どの仕事もこんな風に時間をかけて、ゆっくりと一歩ずつみたいなスタイルで行きたいけれど、中々そうは行かないのが、組織で働くという事である。

きっと、あと1年ぐらいは、そんな歯痒さを感じながら仕事をするようになるのだろうけど、それでいい。

物覚えの悪い僕は、そうやって仕事していこうと思う。

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