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アイデンティティで悩んだ人に読んで欲しいnote【自分が何者か、と望む人生を創り出すことは無関係】

アイデンティティで悩んでいる人には驚きの事実を、友人から教えてもらったこの本を読んで気づいたのでシェアするためにnoteを書こう!と思った。

久しぶりに言語化したくなる本に出会って書きたくなったので、自分なりに要約しようと思う!


▷ 自意識(アイデンティティ)と創り出す思考

アイデンティティについては、自分自身の中で大きな悩みのタネだった。

なのでそんな人に届いたらと思うので、必要だなと感じた人に届いたら嬉しい。

アイデンティティについて悩むこと自体のデメリットを、あの本で気づいたことが2つある。

1つ目は、アイデンティティについて悩んでも、自分のなりたい自分にはなれないということ。

2つ目は、アイデンティティの問題が少しでも絡むと、感情的で合理的ではない判断になって、真の目的達成(創り出したい人生をつくること)に至らないということ。

2つ目については、「自分自身について」と「創り出したい人生」は、全く別のもので関係ないのだということを科学的な客観的事実に基づいてこの本で示されていたことから気づいた。


ここでいう"創り出したい人生"・・・「持続的に続く望む人生を手に入れること」、簡単に言えば「なりたい自分でい続けること」と自分は解釈しました。

ここでいう"アイデンティティ"・・・「自分がこういう人間でありたい」「こういう人間だと思われたい」など、自分自身のイメージや意識であり、自分についてのすべてと自分は解釈しました。


<一般的なアイデンティティの概念>


アイデンティティ・・・「自分自身とは一体何なのか?どういう存在なのか?」 というのが分かっている状態。

例)

 • 世界の人種の中で、私は日本人だ。
• 家族の中では、私は父親だ。
• 仕事でいえば、私は政治家をしている者だ。
• 性格でいうと、私は社交的な人間だ。
• 趣味でいうと、私は野球が好きな人間だ。

私は、やりたいことがわからなくなったとき、自分のことをもっと深く知らないとやりたいことがわからないと思っていた。

未だ知らない自分がいるからやりたいことがわからなかったと思い込んでいた。


だから、アイデンティティについて(自分自身について)深掘っていた。


• 自分はなぜ生きているのか?
• 自分は誰かに必要とされてるのか?
• 自分のやりたいことがわからなくなった。
• 自分は何者なんだろう?
• 自分はどんな人間なんだろう?

.....など


「自分は何者なのか?」
と、そればかり考えるのは苦しかった。

そして、一応この答えは出ていて、どれも確かに"自分について"ではあった。

しかし、自信を持って「これが自分!」と確信の持てる答えが何かはありませんでした。

結論として、本を読んでからは「アイデンティティは考える必要はなかった」と思った。

そもそもアイデンティティに答えなんかは存在しないという客観的な事実に気付かされた。

アイデンティティは決して客観的な事実ではなく、自分を肯定するためのまやかしのようなものだったことに気づきました。

しかし同時にまやかしも、自己防衛には必要なものでした。

自己啓発本に多いのは、
• 自分を愛するべき
• 自己肯定感の向上が必要
• 思い込むことが必要

私も生きたいように生きるには"自己肯定することが大事"だと無意識に思っていたから、肯定するためにもより自分を知ろうとしていた。

しかし、冒頭にも書いたが、友人から教えてもらったこの本で知った驚きの事実が「アイデンティティは、望む人生を創り出すことは関係ないこと」だった。

そして、アイデンティティの問題が少しでも絡むと、感情的で合理的ではない判断になって、真の目的達成に至らないということだった。

生きたいように生きる手段としても、
「自己肯定感を上げる必要はない」ということと同じでした。

なぜ自分がアイデンティティに囚われたのか?

私は、やりたいことが明確だった2019年3月までの自分と比べて、2019年4月からの自分は、どこか宙に浮いたような感覚が拭えなかった。

私は無意識に、無理矢理「やりたいことはこれ!」と自分自身に言い聞かせて思い込むように生きていたなぁと今は余計に思う。

アイデンティティについて悩んでいた原因は、前の自分だったら目をつぶろうとして無意識に見ないようにしていたと思うけど、今の私には原因が明確にわかる。

その原因は、やりたいことがない・誰かのために生きていない、存在を肯定できない自分でいることが怖かったから。

それは、いつも誰かのために生きていないと、誰にも必要とされてない感覚に陥り、自分自身の存在を肯定できなかったからだ。

それはきっと、無条件で存在して良いと思える考え方がベースに無かったからだと思う。

なぜなら、そう思える環境で育っていなかった事実があったからだと思う。

だから尚更、
"やりたいことのある自分"と"誰かのために生きることができている自分"というような、価値があると思える存在でいること自体が、私にアイデンティティと生きている意味を与えてくれたんだと思う。

それ以外の存在価値を感じることが難しかったので、

目的を持って誰かのために生きることが自分の存在を肯定することにつながっていて、自分の成長するための手段として正しいと思っていた。

だから、あの本に書いてあった科学的で客観的な事実は、今までアイデンティティで悩んできた自分からしたら根底からびっくりすることだらけだった!だから書き残しておきたくなってnoteを書こうと思った✍️

私がやりたいことや、創り出したいことを創り出す(生きたいように生きる)には、「自分について考えることすべて」が全く関係なかったから、

今まで悩んできたアイデンティティに悩む必要がないとちゃんと理解できて、以前より気持ちが軽くなった。

繰り返すようですが、「自己肯定感も上げる必要はない」ということをこの本は科学的に、分かりやすく体系的に教えてくれた。

「自分はこうありたい」と思っていると、それに対するプライドがあり、自分の理想のイメージに反することがあると感情的になってしまう法則がある。

感情的な判断は、本当に創り出したい人生や本当になりたい自分から遠ざけてしまう。

しかも無意識で気付きづらいから本当に厄介だなぁと思ったので自分ももっと気をつけようと思った。

自分もついこないだまで、自己肯定感が全てにおいて大事だと思っていたから、無意識にそれを上げるためにどうしたら良いか意識していたと思う。

だから、これからは、アイデンティティと創り出したい人生は別物で考えることを意識しようと心に刻んだ。

そして、創り出したい人生を考えた時にできる目的に向かう時は、事実のみにフォーカスを当てていくべきだと心に刻もう。

アイデンティティに関しては感情的になるのは仕方ないとしても。


書くのに3日は掛かったので大変だったけど(笑)、まだ完全に理解できていないですが書いたら自分の中で少しずつまとまってスッキリしたので書いて良かったです✍️

長々と読んで頂きありがとうございました!!

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