コピペチェックと格闘する日々。
こんにちは。
フリーの求人制作屋の猿渡です。
4月・5月は求人広告制作の仕事が激減し、ほかの仕事も行っています。
今回は、その仕事について書こうかなと。
■オウンドメディアなどの記事編集
求人広告は制作(取材・ライティング)がメインなのですが、それ以外の仕事は校正やディレクションがほとんどです。
ライターさんが書いた記事に目を通し、フィードバックをしたり、加筆修正をしたり、先方納品をしたり。
実務というよりも、納品に向けての進行管理や品質向上が役割という感じです。
■よく目にする「コピペ問題」
著作権問題や品質担保のため、コピペチェックは欠かせません。
……誤字・脱字や日本語チェック以上に重要視しているお客さまも多いです。
そのため、「一致率40%以下」や「類似率10%以下」など、具体的な数値を設定されていることも。
アップされた記事をチェックツールにかけ、基準を満たしているかどうか、から品質チェックがスタートします。
■利用しているコピペチェックツール
「CopyContentDetector」というWebツールを使用しています。
https://ccd.cloud/
Web上の記事と類似率や一致率を調べてくれます。
※無料プランでも4000文字までならチェック可能です。
■リライト記事は要注意!
個人的に新規で記事を書くよりも、リライト案件の方が、大変だと思っています。
特に訴求ポイントや読者層が変わらないリライトの場合、「リライトするぞー」と思っても、ついつい似たような表現や言い回しを使うことが多いからです。
今日の朝、ヒーヒー言いながらチェックして加筆修正した記事もそうでした。
「もともと公開していた記事をアップデートしたい」
「雰囲気とか構成とかはそのままで、前のと一致率とか類似度とかかぶらないように」
という記事の編集依頼。
チェック判定(一致度45%以内、類似度7%以内)
・一致率判定:77%→56%(素読み校正)→36%(加筆修正)
・類似度判定:36%→12%(素読み校正)→7%(加筆修正)
アップしていただいた記事の素読み校正だけだと基準値をクリアできず、チェックと見比べながら「ここの言い方が一致している」「ここが似てるんだ」と一つずつ加筆修正して、なんとか基準値をクリアすることができました。
新規記事の場合は、参考資料などはあるものの、ライターさん自身の色が加わるので意外とすんなり基準値をクリアできることが多いです。
リライトの場合は、元ある文章に引っ張られてしまい、「書き換えた」と思っても、意外と変わっていないという現象が起こるのだろうなと感じました。
私自身もリライトする際には気をつけようと思いました。
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