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栄養士になる前のはなし

はじめまして。
諸田菜摘と申します。
はじめましてじゃない方も、こんにちは!

石川県金沢市の、川と線路沿いの小さな町で
オルゴールとハーブティーの小さなお店を
経営しています。

30歳で栄養専門学校に入り、
栄養士免許を取得しました。

今後はNoteにて、
お店のこととはほとんど関係のないわたくしごと
(主に栄養のはなし、学生時代学んだこと)
を綴っていこうと思います。

皆さんは「栄養」という言葉を聞いたら
何を思い浮かべるでしょうか??

「栄養のある食べ物」とか
「風邪を引いたら栄養をしっかり摂る」とか

栄養=体に良いもの 
野菜とか果物とか魚…といった、
漠然としたイメージを持つ人も多いかもしれません。

実は栄養学を学ぶ前の私がそうでした。

栄養とは何か、生きること、健康でいること、
食べたものが体にどんな作用をもたらすのか、
なぜ太ったり痩せたりするのか、なぜ病気になるのか、
まったく知りませんでした。

料理も嫌いで、したことがありませんでした。

それでも、人一倍食べることが大好きです。
食べてる時が幸せそのもの!

だからこそ、
「食べないダイエット」や
「◯◯抜きダイエット」といったことは
苦行でしかなく、
「痩せて綺麗になりたい」と「食べたい」を
天秤にかけるなんて
あまりに酷な話だと思っていたのです。

20代はどうしても周りの綺麗な子と比べてしまうし、
痩せている子は無条件で綺麗に見える。
何より綺麗な子はモテますしね(涙)

栄養について知らなかった頃は、ダイエットとは、
「食べない我慢をどれだけできるか」が
一番重要だと思っていました。

ダイエット振り回されていた当時は
⚫︎カロリーを抑える
⚫︎炭水化物断ち というものが主流でもあり、

書店に並ぶ本はどれもこれも
「食べたらデブになる」
「ブスになりたくなければ、食べるな」
と言った
過激でネガティブな見出しのもので溢れていました。

おやつが食べたければ
おからクッキーか 豆乳スムージー。
通販で買ったけど全然美味しくない😞

あまおう苺のショートケーキや
アップルパイや
フルーツたっぷりのワッフルにパフェ…

こららすべてダイエットの「敵」だと言われては
もはや禁欲の世界です😭

当然ラーメンも唐揚げもダメ。
ご飯もお椀に半分だけだなんて言われたら
おかずが余ってしまいます。

痩せるためには食べないでいるしかない、
それが出来ないのなら、運動するしかない。
そんな私がやっていたダイエットとはこんな感じです。

①運動する 
※運動後はご褒美にドカ食い

②食前に生キャベツを食べる
※胡麻ドレッシング大量

③黒豆や海藻をひたすら食べまくる

④野菜ジュースを毎日冷たいまま飲む

⑤酵素系のサプリメントを飲む

栄養士となった今では
「そんなことしたって無意味!
体を壊すから今すぐヤメテ!!」と
声を大にして言いたいぐらいです😱

肌は荒れる、むくむ、リバウンドする…
そんな絶望的な中で出会ったのが、

「体を綺麗にするものをどんどん食べて、
要らないものは出していきましょう」という
素晴らしい理念。
「インナービューティーダイエット」です。

その理念に出会ったおかげで、
私は食べものに対して「命をいただく」と
感謝するようになり、
お料理もしたいと思うようになりました✨

「食べてはダメ」なものはない。
食べたくないなら食べないだけ。
食べたいものを感謝して食べる。

そこから私の栄養士への道のりは始まったのです🐾

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