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マッチングアプリな恋②



前回、初めてマッチングアプリで出会った人に会った話を書きました。


その後のお話。

私は、計3人の男性と食事に行った。


①一人目


まず、前回書いた初めてご飯に行った男性。


最初の人は年下で、趣味も好みも合い、真面目な印象でとても、LINEも盛り上がった。(今になって、そう思う)


ただ、会った時に外見があまり好みではなく、
そして、女の子慣れしていなそうな雰囲気が
どうしても心に引っかかってしまっていた。

私と会うために、有給をとってくれ、
次会う約束も取り付け、さらにその日も有給をとってくれようとした。


なんとなく断るのも申し訳ないし、
この人と一緒にいたら、普通に結婚とか進みそうだし、とりあえず会っとくか。という感じだったが、
会う前の期待度が大きかったため、LINEの返信が若干進まなくなった。
だけど、もう一度会って話してみたい気持ちは確かにあった。


趣味も合うし、私に合わせてくれるところも
可笑しくて、仲良くなりたいなーとは確かに思っていた。


だけど、最終的に、
私の仕事がどうしてもその日に入ってしまい、
断ることになった。

私は、事実をちゃんと伝えた。(有給をとってくれてた手前、本当に申し訳なくて。。)


だけど、そっか残念と言われて、LINEはその後来なくなった。


あーそうだよなー。って普通に思った。
友人や知り合いが間にいれば、本当のことも信じてくれるし、その後も続くけど、

普通に断られたって思うよな、それに嘘だと思うよなー。



本当の自分を理解してほしいと思う私にとって、
希薄な関係は、さらに気持ちを冷めさせた。


それに、優しく誠実そうなのが
いい印象だったのに、それはだめなんだーと思い、より冷めた。


会話している最中に、ちょこちょこ、損得勘定で
考えをすすめる人なんだなと感じた部分があった。
例えば、お金を払う払わない問題とか。
ここはいくら払ってもらってもいい?とか、ここは出すからここは出して!みたいな感じとか。

それだけではないし、上手く言えないけど、
自分が傷つくのが嫌なんだろうなと感じる部分があったので、

この結果になったのも、そういうことかもしれない。


②二人目



一人目の人とご飯に行くときに、最低でも二人とは会ってみようと思っていた。

一人目は、真面目で誠実そうな人。

二人目は、私が好きなタイプの人。


そう思い、自分からいいね!した人と
ご飯に行くことになった。


私は、おしゃれな人が好き。
自分も服が好きだし、音楽や本、写真の撮り方とかセンスが合う人が好きなので、

わりとドンピシャな人と、飲みに行くことになった。


ただ、わかる通り、私の好きなタイプは
女に困ってなさそうな属性なのだ。


分かっていたのだけど、
他に会ってみたいと思う人がいなくて、
提案してきたのも、夜で飲みということだったが
軽く考えて、行くことにした。


待ち合わせも、おしゃれな場所だった。


声をかけてくれたその人は、
小柄だったけれど、身なりも話し方もすごく好きな感じだった。


静かに話をするその人と、横並びの居酒屋で
話しながらお酒を飲んだ。


音楽系の仕事をしていて、彼女は二年間くらいいない。東京の人って感じで、おしゃれそうな生活している。
友達に最近彼女ができて、やってみようかなーって思ったそうだ。


(恋愛の話をしていて気づく。一人目の人とは、全くそんな会話なかった。笑)


うーん。。

こいつ、やっぱり女に困ってないだろうな。笑


話も、盛り上がったのか、そもそもそういう人なのか、わからなかったが、帰ろうかとなり、お会計になったときに、普通に払うよと言われて、カードで払ってくれた。


お金を出すのが、当たり前なのかなって思っていたところに、現金ではなくカードで払う姿が、かっこいいと思った。笑

本当に、私ってちょろい。笑


現金って気を遣うんだよね。
あ、ちょっと出さなきゃって。でも、カードだと、払う隙がない感じがして、スマートでよかった。


そして、酔いも周り、ほかほかの心で少し街を歩いた。


その間も、盛り上がっているのか、なんなのかわからないトークを続けた。

でも頭の中ではずっと、腕と腕がぶつかるくらいの距離の近さとか、駅まで送ってくれて、帰ったら心配だから連絡してね!と言うその振る舞いをみていると、遊んでそうだなぁ〜なんて思いが拭えなかった。


そして、向こうからLINEを聞いてこないことも気になった。


最後に、今度喫茶店でも行こうと彼が誘ってくれて、日程も決めようと言われたので、

結局LINEは、私が聞いた。


そして、帰りの電車に乗ると、すぐに向こうから連絡が来た。


私は、嬉しくなり、返信したが、
そこからのやりとりの連絡の頻度が、
すごく遅いのが気になった。


次会う日程のやりとりは、進むのだけれど、
LINEの内容に中身はなく、
日程のやりとりと仕事の状況だけ続く。


このままだと、好きになってしまいそうと思ったのと、
私のダメ男センサーが、やめた方がいいと思う。。と点滅を始めたので、結局連絡を取るのを私から辞めてしまったのだ。


正直、怖かった。

私の勘は、当たっていたのか。
分からないけど、まあやっぱりこういう人が好きなんだなと思った。



③三人目


二人の人と会ったことで、迷走したので、
このタイミングでマッチングアプリを休止した。


ただ、最後に自分からいいねを押した人から
休止した後に、マッチングし、連絡が来た。


休止後もマッチングした人とは、やりとりできるようだ。


またまた、同い年の彼。


今回は、職場でかっこいいな〜と思う人と似ていて、
アプリをやっている名前も、全く一緒だったので、


なんか、いいなと思い(←おい)いいねしたのだが、

案の定、別人だった。笑


まあ、なんとなくやりとりも続き、
提案してきたのも仕事の合間のランチだったので、

それだったらいいかと思い行ってみた。


やっぱり、回数をこなすとこなれるもんだ。笑


一度目に比べるとさほど、緊張もなく、
彼を待った。


現れたのは、想像よりも細く、薄い顔の彼。



なんだか、ひょこひょこしている動きと
若干聴こえないトーンの声で話す印象。


また、彼の場合も、私の好みのおしゃれな写真が印象的だったので、いいねを押したのだが、
当日は仕事をしていたこともあるのか、普通だった。

そして、彼が行きたいと言っていた
カレー屋さんに行き、ランチした。


これも、盛り上がったのか、盛り上がらないのか
わからない会話が進み、

恋愛の話へ。

どうやら、年上の人が好きらしく、元カノも年上、
マッチングアプリでやり取りしている人も年上が多いらしかった。


そして、元カノには、子どもがいたそうで
会わなくなった理由は、子どもが大きくなったかららしい。

お互い一緒にいて楽だから
結婚とかを意識せずにいたらしい。


ちょっと、未知の世界すぎて、
へぇーとしか返せなかった。笑


話をするうちに、彼には、彼の考えがある人、自分のペースで物事を考える人なのかもなと思ってきた。


それを思ったきっかけが、マッチングアプリで何人の人とやり取りしているの?と聞かれたことだ。


何人の人と会った?


これから会う人はいる?


この質問って、勝手にタブーなのでは?と思っていたので、聞かれた時は正直びっくりした。


私は素直に答えて、相手も言ってくれたけど、

どういう意図があるのだろうとおもってしまった。


また、俺は二人の子とやりとりしてて、
そのうちの一人だよ!って言われた。


え、それどういう反応したらいいの?って
少し冷める自分がいた。


勝手に天秤にかけられて、あなたはどんな魅力があるって言われてる気がして、
ゲーム感覚で恋愛されている気がして、別にショックとかではないけれど、それをさらっと言えてしまう彼の感覚が、私には難しかった。



そして、極め付けは、

どういう人がタイプという話になったときに、
相手が、こだわりがある人と言ったこと。


私は、へぇーとしかまたいえなかった。笑


私、まじ、こだわりねー。笑



人と一緒にいて、私と一緒にいる人が楽しければいいというタイプなので、
全然相手に合わせるし(例えば、食べたいごはんとか、行きたいところとか)
なんなら、相手の顔色伺って行動するタイプだし、
趣味もこれといって、極めていることもない。


そのかわり、だいたい無難にオールマイティーにできたり、癖がなく人と付き合いができる。



私、絶対違うじゃん。そもそも、趣味も一個も合わん。笑


と、後半思いながら会話が続き、仕事だからと
ランチの時間が終わった。


さくっと別れて、ラインを2.3通して今に至るのである。


④結果として


なんか、私って魅力ないのかな〜。。と弱気になってしまった。笑


特に、自分の好きなタイプの人とのトークで会話が弾まなかった。笑


なんか、婚活や出会い目的で会うことって、

相手がどういう人か見るための、質問や時間なのではなくて、

楽しませることと、自分もこの状況を楽しむことが第一なんだなって、感じた。



向こうだって、同じように出方を伺っているわけだから、

そこで、自分の価値観が合うかなどうかなって見定めるゾーンに入ると、ここは違う、ここも違うって原点方式になるけど、

会話がただ楽しい=一緒にいる時間が楽しい


それって、価値観に合う合わないを、唯一飛び越えることのできることなのかなって、学んだ。


そして、それは、普段の生活や仕事での出会いでも使えるから大切にしようって思ったかな。


あとは、マッチングアプリって


私みたいになんとなく会ってる人って
少ないのかもなんて思った。


私は、相手がどんな人なのかを見る時間に
使ってしまったけど

その際も、きっとみんな相手に気があるような
言い回しをしたり、恋愛に発展するような
ドキドキするトークをしたりしてるのだろうけど、


私は気のない人に、全くそういう会話ができない。


もしろ、アプリってどうなんでしょうね
スタンスで言ってしまって、そういうところが日常でもダメなんだと思った。


自分の反省ばかりになってしまったけど、

結果、アプリから恋愛に発展するのは、私の場合は難しいということ。


よかった点としては、

普段出会うことのない人たちに、会って、
それぞれの価値観を知ることができたこと。


引き続き、出会いは求めつつ
自分の課題も改善していければいいななんて思いましたとさ。






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