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この3つを押さえておけば安心!初めて地域取材をする人が意識したいこと

「このお店の魅力をもっと多くの人に伝えたい!」
「旅先で出会ったこの地域、色んな人に訪れてほしい!」
地域取材を志すライターさんはこんな想いを持っているのではないでしょうか。

しかし、その魅力を伝えたい気持ちとは裏腹に、「私が取材なんてできるのだろうか?」と不安を抱えているかもしれません。

実際、私も初めての取材の時は前日の夜、いや取材直前までかなりの不安がありました。それでも、書いた記事を読んだ取材先の人が喜んでくれ、少しずつ自信を持って取材ができるようになっています。

今回は、そんな私が初めての地域取材をする前に知りたかったな…と思う3つのポイントを紹介したいと思います。

ぜひ、この記事に書いてあることは最低限準備して、取材ライターのはじめの一歩を踏み出してみてくださいね。

地域の特性やお店の情報を調べておく

「事前準備が8割」と言われるほど、取材前の準備が大事になってきます。特に、限られた時間の中での取材では、いかに短い時間で深掘りできるかが、記事の質を決めることに。

そのためには、以下の2点を意識しましょう。

・SNSやHPに載っている情報は全て目を通しておく
・その上で、そこでは得られないことを質問する

ネットにすでに書かれていることを何度も聞かれたら、インタビューを受けている人もやる気を削がれてしまうもの。

しかし、反対に、「〇〇ではこう書かれていたのですが、なぜそういう想いに至ったのでしょう?」などと質問できれば、より相手の本質に触れることができます。

テーマとその記事の目的を決めておく

取材をする前に決めておきたいのが、記事の「テーマ」「読者ターゲット」「目的」です。

事前に構成を練るのは、正直時間もかかりますし、めんどくさいと感じる人もいるかもしれません。

しかし、事前にここをしっかり定めておくと、取材中に深掘りするべきポイントが明らかになったり、取材後、記事をまとめる際に、どこに重点を置くのかがクリアになったりすることで、結果的に記事がグッと書きやすくなります。

また、読んでほしい人や読んだ結果、その人がどんな行動をしてほしいのかをしっかりイメージしておくことで、届けたい人の心により刺さる記事に仕上げることができます。

目の前の人としっかり向き合う

最後のポイントは、目の前の相手と真摯に向き合うこと。

最初の取材は誰でも緊張すると思います。しかし、あなたが緊張しているのと同じように、受ける相手も不安を感じているかもしれません。

あなたの緊張や焦りは必ず相手にも伝わるので、まずは事前準備をしっかりして最低限の不安を取り除いたら、当日は相手との対話を楽しみましょう。

「より良い取材をしなきゃ」と肩に力が入るかもしませんが、ガチガチの状態では、なかなか相手も心を開きにくいもの。

純粋に相手の話に興味を持ち、和やかに会話を続けていくと、きっと相手も徐々に心を開いて色んな話を聞かせてくれるはずです。

「いい取材」の前に、時間を取ってくれた相手が「心地よい時間」を過ごせるよう意識すると、自然といい取材になるのではないでしょうか。

誰でも最初は初心者。トライアンドエラーで前へ

初めての取材、となると誰でも緊張しますよね。

特にお金をもらって仕事、となるとその分プレッシャーも大きくなります。しかし、いまどれだけ活躍しているプロライターさんでも、例外なく「初めての取材」があります。

「自分は取材やったことないから自信がない」と思うかもしれませんが、誰でも最初は自信がないのが当然。

今回ご紹介した3つのポイントを意識して、最低限の準備をしたら、あとは実践→反省→改善→実践と少しずつ行動に移していくのみです。

そうやって繰り返していくうちに、気づいたら自信を持って取材に取り組めるようになっているかもしれませんよ。

お互い駆け出しライター同士がんばっていきましょう💪

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