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石見銀山に行ったのだろうか

東京のお友達と合流。東京のお友達はわたしのお友達の中で随一の社交性とコミュニケーション力の持ち主なので、ついでにわたしの島根のお友達も誘い3人でレンタカー。石見銀山へ行く。

ひとまず世界遺産センターへ。入り口には押しの強いツアーガイドのおばちゃんがいてゴリゴリに勧誘される。営業の鏡。わたしはやはり営業には向いていなかったんだなと再確認。「説明はてきるけど営業はできていない」という、当時の上司からのフィードバックを思い出す。

センターの展示によると、16世紀に中国で銀の需要が高まっていることを知る商人が輝く山を見つけたことで銀山の開発はスタートしたらしい。本当に輝いて見えたのだろうかと懐疑的だったが、展示されていた銀を含んだ石はキラキラしていたので本当なのかもしれない。

佐渡の金山は全体的に不幸な雰囲気だったのに対して、出雲の銀山の暮らしは「想像以上に豊かだった」「比較的豊かな生活をしていたよう」とのことでひとまず安心。誰の想像なのかも比較元も知らんけども。

「銀山旧記によると17世紀初頭には人口は20万人に達したとあるが、それはおおげさな表現」など、全体的に曖昧でぼやっとしたところがある展示だった。

しかも時代によって異なる

一番驚いたのは「1グラムの銀で針金を作ると何メートルになるでしょう?」というクイズ。答えは驚異の1800メートル。

徒歩で銀山へ行き、お昼ごはんを食べてからメインの見どころらしい龍源寺間歩という当時の坑道に向かうも、乗るつもりだったカートは満席で乗れず、時間切れによりコーヒーを飲んで休憩したのち駐車場に戻る。はたしてわれわれは石見銀山に行ったといえるのだろうか。

道中
たけのこ
伸びるとこうなる
かっこいい寺
島根大学のサテライトキャンパス

砂が鳴るという浜辺へ立ち寄り、少しの段差から浜に飛び降りたら靴ごと足首までぬかるんだ砂に埋まる。靴は濡れたが、近くにいたお子さんたちに身を持って危険性を示せたので良いことをしたはず。

レンタカーを返してから飲みに行き、2軒目の日本酒がロックグラスになみなみ出てきたことでやや記憶を飛ばす。楽しかったのでこれまた良し。

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