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神戸で初の仕事にてんやわんや

明け方一度目が覚めてしまったし、目覚ましより早く起きてしまったけど、どうにか朝まで眠れた。銭湯バンザイ。

共用スペースで朝ごはんを食べていたら、宿のスタッフさんから手作りヨーグルトのお裾分けをいただく。南アルプスの山小屋で働いていた時に菌をもらい、以来牛乳を継ぎ足して培養しているそう。牛乳によって味が変わるらしく、安い牛乳はいまいちなのだとか。思ったより奥深そう。

居合わせた宿泊者はリアカーとともに北海道から福岡の自宅に向かって歩いているそうで、最初はしんどく、慣れてからは楽で、3カ月ほど経つ今は「もう飽きたから早く帰りたい」とのこと。難儀な人だと思う一方、そんなもんだよなとも思う。

今回もサブスクの宿に泊まっているが、話すうちにその人は福岡のおうちの家守さんと判明。ちょうど2月あたりは九州と考えていたので絶対行く。楽しい出会いだった。

今日までの仕事が山盛りなのでひたすら部屋にこもり、せめて夕飯は旅先らしいものを食べようと三ノ宮へ。昨日は20度あったのに、今日は強風の12度で極寒。

いとこ妻から教えてもらった焼きそばのお店は休業だったので、もう一つおすすめしてもらった肉まんのお店へ。皿うどんと肉まんのセットを頼んではちきれんばかりにお腹いっぱい。肉まんはミニでよかった。

部屋に戻ってからはひたすら原稿。ほぼ初となる書籍の仕事をしているが、とにかく長い。書いても書いても終わらないし、下手に修正を加えようものなら整合性を取るための別の箇所の修正が発生し、それにともないまた別の箇所も見直し、今度は別の粗が見え、そもそも初見の人が読んでわかるのか?とまた別のことが気になり……と、まるで沼。

どこかで区切りをつけなければ一生終わらないと判断し、えいやっと送る。取材して書くこと自体は同じでも、文章量が多ければその分時間がかかる。予定の倍近くかかったけど、完成形が見えつつあるワクワク感もあって楽しい。

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