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座間味で釣りやらなんやら

今日からしばらく座間味へ。フリーランスになった頃からお世話になっている会社の社長からすすめられた宿に何もわからないまま向かう。

宿名すら聞いておらず、宿の方のLINEのアイコンから推測して「たぶんここ……?」という状態。情報がふんわりしすぎていて、フェリーで向かいながら「座間味で合ってるんだっけ……?」という不安すらよぎる。

かまぼこに包まれたじゅーしー
阿嘉港

到着して早々、「釣りに行こう」と宿の方からお誘いいただき、船で沖に出る。今はクジラのシーズンで、釣れないな〜と思ったら近くにクジラがいて、その影響で魚が逃げてしまっていることもあるらしい。

精一杯の自撮り

釣り始めは小魚ばかり。リリースするも、釣り針を抜くのに手こずり申し訳ない気持ち。

ポイントを変えたら今度はオジサンという魚ばかり釣れる。オジサン受けが良い自負はあるが、魚まで。

引っかかったオジサンたち

それなりの大きさの魚がなかなか釣れず、「いつもはこんなんじゃないのに」「全然釣れない」と言っていたが、結構釣れている。釣り針を海に入れるなり反応があるので、去年3月の五島の釣りより楽しい。あの時は終始手応えがなかった。

1時間半ほどたち、そろそろ終わろうか、という頃に今日一番の大きさのミーバイが釣れた。高級魚。

船から降り、なんとなく海を見ていたら息継ぎのため海面に顔を出したウミガメがいた。一瞬だったけど、めちゃくちゃうれしい。

釣った魚は鍋にすることになり、畑に野菜をとりに行く。近くではヤギを飼っていて、奥には5日前に産まれたばかりという子ヤギもいた。

ヤギは食用で、そのうち自分で解体するそう。そう知ってか知らずか、ヤギは餌の葉っぱをもしゃもしゃ食べていた。

人参と大根を抜き、別の畑で白菜をとり、スーパーでビールを買って戻る。会う人やすれ違う車はいちいち顔見知りなようで、「ここがきょうだいの家で、こっちがいとこの家で」と親族もたくさん。島の人口は約600人だが、その全員を知っていて、多くが親族でもあるとのこと。

島にんじん
島だいこん

井戸の近くで魚のうろこをとる。「ここでヤギとかイノシシも解体する」そうで、自分の日常とかけ離れた島の暮らしに都会っ子はいちいち驚く。

本日の釣果

宿の方は数年前に離婚したそうだが、県外出身の妻が島から出たがったことが理由の一つと聞く。まだ島に来て半日もたっていないけど、ものすごく納得してしまった。あまりにも人々の距離が近く、一人になる難易度が高すぎる。

ミーバイとカワハギとイカ

今日は2週間に一度の大きく潮が引く3日間の2日目で、仮眠を取ってから0時半発で潮干狩り。タコがとれるらしいが、2時間近く歩き回って1匹しか見つからなかった。「すでに他の人にとられたな」とのこと。多い時は40-50匹とれることもあるそうなので、相当不漁。

わたしは夜の海を散歩して楽しかったのでタコがとれなくても満足。水紋がきれいだった。

カサゴ
ウニではないらしい
やどかり
カニ

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