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軽井沢の別荘地を散歩

再び2時起床という絶望。そのまま4時過ぎまで眠れず、その後は快晴により朝日で目覚め、こうなりゃ散歩だと外へ出て三井不動産の別荘地をうろちょろ。

別荘の区画には、道路の脇を下る川沿いのエリアと、道路の脇を上るちょっとした丘のエリアがある。なんとなく丘の方が格上な感じがするが、別荘地にもヒエラルキーがあるのかしら。軽井沢に別荘がある時点で裕福な方たちであろうから、「あそこのおうちは大したことないものね」なんて浅ましいマウントを取るようなことはないのだろうか。

別荘は古いものから新しいものまでさまざまで、やはり新しそうな別荘はおしゃれ。何がおしゃれたらしめているのか考えた結果、壁に占めるガラスの割合が一つの要素であるという結論に至る。おしゃれなおうちはベランダの引き戸が高かったり、壁の半分近くがはめ殺しの窓だったりする。

中には当時はおしゃれだったんだろうな〜というお城みたいな別荘もあった。わたしがおしゃれだと思ったガラスの割合が大きいおうちも、いつかは古くなるのだろうか。

八王子の気温が39度と知り慄く。自宅付近の気温も37度と表示されていた。こちらは半袖で肌寒いくらいの気候なので自分が避暑地にいることへの優越感が増したが、週末には東京へ戻るわけで全くもって人ごとではない。やはり8月は自宅にこもって仕事とゼルダに邁進しようと決める。

今夜もおうちごはん。遭遇頻度が低い宿泊者と食事の時間がかぶり、少し話す。わたしが使っている宿泊のサブスクサービスを2年近く使っていて、ワーケーションをしながら各地を回っていると言っていた。今回は一人だが、普段はサブスクサービスを通じて出会った恋人と一緒に移動しているそう。動いていれば何かが起きる。

彼と入れ替わりで天然石の2人組がやってきて、再び話す。天然石の女性は野良犬が怖くて、昔スリランカで野良犬が近寄ってきたことに怯え、とっさに隣にした天然石の男性を押し出してしまい、それにびっくりした野良犬が男性に噛みついてしまったことがあったらしい。

男性いわく野良犬は「あ、噛んじゃったって顔をしていた」そうで、昨日聞いたナイフで刺された話でも似たようなことを言っていたなと思い、「その後野良犬と仲良くなりました?」と聞いたら案の定仲良くなっていた。

その後狂犬病の注射を6回くらい打つはめになって大変ではあったようだけど、二人ともおおらかに笑っていて経験値の違いを感じる。遭遇したハプニングとくぐってきた修羅場の数がまるで違う。面白い人たちだった。

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