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2024年6月3週目の日記

2024/06/15

愛するお友だちと12時過ぎに起きて、だらだらした後ごはんを食べる。時刻は14時すぎ。朝ごはんのつもりがほぼおやつの時間。

お友だちは気が強い。そして警戒心が強いたちであり、基本的に人を疑ってかかる。だが、我が強いわけではない。わたしは気が強そうに見えるけれども実はそれほど気が強いたちではなく、我もそんなに強くないと話したら、「いや我は強い」とたしなめられてしまった。

「なっちゃんは気が乗らない時に『私はいいや』ってよく言ってる。そんなもの我でしかない」とのこと。確かに「私はいいや」ってめちゃくちゃよく言ってる気がする。どうやら協調性がない。

そんな話の流れで昨日の一問一答の回答メモを見返したら、「尊敬する人は?」の質問に対し、「たくさんいるが、特定の人に肩入れはしません」と書いてあった。なんて腹立たしい回答。嫌になるほど我が強いことを自覚し、即前言を撤回し、お詫び申し上げた。

お友だちが手土産にジンジャエールの素をくれたので、食後に飲む。先日植えたミントを浮かべたらステキなのではとウキウキしながらグラスに入れたら泥水みたいになってしまった。思ってたのと全然違う。

そのままだらだら過ごし、お友だちと駅まで歩き、解散して今度は大学時代の友人と飲む。2万3000円あったら何に使う?という質問に対し、友人の一人は「メンズエステで1万8000円、そこにオプションでマイクロビキニを5000円でつける」と即答しており、内容はさておき惚れ惚れする鮮やかさだった。

韓国料理屋の鍋は大と中があり、値段は300円しか変わらない。店員さんいわくサイズが一回り違うらしく、それなら大の方がお得なのではと注文したらバカでかい鍋が来た。インパクト的にはつるとんたんの器。しかも中身がぎっしり詰まっている。

ホルモン鍋

美味しく全部食べたものの、お腹はパンパンで2軒目への意欲を喪失。どうにかバーへ行ったものの、1杯飲んで早々に解散となった。卑しさの敗北。

2024/06/16

明日泊まりに来る予定だった沖縄の子が悪天候の影響で来れなくなってしまった。とても残念だけど、明日明後日に備えて今日のうちに仕事を進めておく予定を白紙に戻し、ダラダラデーを満喫することに決める。

先日オンライン打ち合わせでロールモデルはスナフキンだと話したら、『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』というゲームを教えてもらった。美しいムーミン谷の自然を整備し、注意書きばかりの公園を作ろうとしている公園番をスナフキンがやっつけるお話。

公園番にさらわれたムーミンを助けるためにスナフキンは奮闘するのだが、ムーミンを檻から出した後、スナフキンは足をくじいてしまう。そんなスナフキンを今度はムーミンがおんぶして助ける。ただムーミンが助けられるだけの存在で終わっていないところがとても好きだった。

ラスト、スナフキンは公園番に「ムーミン谷から出ていけ」と言うけれど、ムーミンは「ムーミン谷をより良くしようと思ってやったことだから許してあげようよ」と、公園番に新しい職を提案する。スナフキンの厳しさを補うムーミンの優しさ。総じて、スナフキンとムーミンのすてきな友情を感じられる優しいゲームだった。あと、リトルミイはずっと嫌なやつ。

残った具材で生春巻きを雑に作り、トマトを切り、はんぺんを焼いた適当な夕飯を並べたら、全体的にコロコロしていてかわいい感じになった。小さなお子さんが食べやすそうな食事。

2024/06/17

新聞に「アニマルウェルフェア」(動物福祉)の記事が載っていた。先日動物愛護への違和感を書いたけど、こちらは人間社会を前提とした上で動物を守りましょうという話なのでそれならわかると素直に思える。

整体で担当してくれた先生が新卒の子だった。4月に仙台から上京し、つい先日配属されたばかりらしい。正直施術はかなり物足りなかったけど、新人の若い女の子には優しい自分でありたい。そう自分に言い聞かせ、いまいちすっきりしない体をなだめる。

帰り道に動物愛護について考えるきっかけになったカフェをのぞいたら犬はいなかった。あの日はやはり何か事情があってのことだったのかもしれない。

オーストラリアにいた頃によく飲んでいた人から仕事の相談をしたいと連絡をもらい、オンラインで話す。なんと約7年ぶり。あの頃のわたしは30歳で、彼はまだ20代だった。7年という年月より、年齢に換算した方が驚きは大きい。

2024/06/18

昨日友人から飲みの誘いの連絡があり、うちに来ることになった。その人もまた沖縄に住んでいて、沖縄の子が来れなくなった代わりに別の沖縄の人が来るというのはなんだか不思議。先月1週間泊まっていった人も沖縄だったし、ここ1カ月ほどやたらと沖縄めいている。

人が来るとはいえ、内臓が疲れ切っているので自分が食べたいものを作る。野菜の出汁びたし、かぶとなすとエビのあんかけ、トマト、豆腐、はんぺんと、脂質がほぼないごはん。せっかくなので出汁を取ろうと賞味期限が切れた出汁パックで出汁をとったが、この挙動が丁寧なのか適当なのか、判断は難しいところ。しかもあんかけには味をつけ忘れた。やはり適当寄りか。

友人は写真家なので、一眼レフとミラーレス一眼の違いについて説明してもらい、絶対に忘れるのでメモを取ったけど、読み返して理解できるかは別の話。

手土産にいただいた赤ワインのおまけについていた肉ふせんに部位名を書いて体に貼る。なんだこれと思って写真を撮ってもらったらなんらかのプレイのようだった。

2024/06/19

AIが台頭し、動画が主流になる昨今、テキストの記事も写真も下り坂よね〜というさみしい話をする。有名になるには結局SNSをやるしかなさそうだという結論が出たところで、友人は沖縄へ帰って行った。

違うよ

夜、アメリカで俳優として頑張っている幼馴染とオンラインで話す。ジーンとしてしまった勢いで別途noteを書いた。よかった。

2024/06/20

今週はどうも集中力がない。少し原稿を書いて、過去の自分のnoteを読み返して笑ってしまった。こういうのもナルシストに含まれるのだろうか。

原文はこちら

今週泊まりに来るはずだった沖縄の子からお土産が届く。すでに用意いただいていたものを送ってくれたのだが、同封されていた手紙の上部には太字で「レターパックで現金送っ……」と書かれていて、その下に何事もなかったかのように普通の内容が書かれている。

多趣味かつクラフト好きな子で、中にはもう一つかわいい封筒が同封されていた。そちらに入っていたカードは意図したとしか思えない鉛筆の幼い不安定な字体。「わ・た・し♡より」で終わる文章に不気味さと恐怖心のようなものを感じ、なんだこれと爆笑してしまった。変な人。

お礼の連絡とともに不気味だったと感想を伝えたら「これはですね、詐欺です」と返信が来た。不気味で当たり前だった。悪党みたいな自撮りも送られてきた。本当に変な人。

お好み焼き

パーソナルトレーニングで肩を後ろに下げたいと話したら、「両腕を水平に肩まで上げて、手を前で叩いて、後ろで叩いて……っていうのを繰り返しやるといい」と教わり、やってみたら2回で右の二の腕をつった。後ろで手を叩くのも難儀で、そんな姿を見ながらトレーナーは「かてぇ」とつぶやいていた。情けない。

2024/06/21

眠くて仕事にならないと思い、早めに切り上げ22時にベッドにもぐったのに、眠ったのはおそらく1時前後。最近好きな千早茜の短編集を読んでいたら面白くてそのまま読み終えてしまった。読み終えて目をつぶったら間もなく寝られたので、それなら最初から本を読まず目を閉じればよかった気もしたけれど、一気読みは幸せなので良し。

あと20分くらい待てば雨が上がりそうだな〜という時間に取材のため家を出る。先日拾ってそっと目立つところに置いたぬいぐるみが同じ場所でびしょ濡れになっていた。ぬいぐるみと暮らす妹のせいで切ない気持ちになってしまう。しょんぼりミッキー。

案の定目的地に着いた頃にはほぼ止み、帰り道は晴れていた。去年のおそらく夏から8か月くらい傘を持っていたなかったのだけど、雨に濡れることに抵抗がないのに加え、雨が降るかどうかに対する嗅覚が案外鋭いのかもしれない。

取材は年1の恒例企画。海外大学に通う日本人大学生に就活のあれこれを聞く。去年と同じ参加者の子が一人いて、前回どんな話を聞いたか全然覚えていないけど元気そうでよかった。マーケターの森岡毅を今風に若くさせた感じの声が良い好青年。

これだけエンジニアが足りなくて企業が困っているのに、エンジニアリング専攻の海外大生たちはその現状を全く知らなかった。IT系海外大生、もしかして相当良いマーケットなのでは。

自宅に戻り、今日提出の原稿を書き終えたのは22時ごろ。集中力がなく仕事を後回しにし続けた今週のツケ。

冷蔵庫にちくわが一つと餃子の皮が一枚残っていたので、ちくわに餃子の皮を巻いて焼いてみる。全然巻かなくてよかったけど、先日のはんぺんと比べたら僅差でちくわの勝ち。

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