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佐渡島の海岸で再び訳あり女モード

晴天なので徒歩5分の海岸へ行き、桟橋の先で佇む。気持ち良さそうだなと思い仰向けに寝そべってみたら太陽が真上。眩しくて秒で起き上がる。思ってたんと違うシリーズ。

沖から小さな船が向かってきて、「ごはんの時間!」と言われる。時刻は12時。たしかにお昼ごはんの時間だが、わしゃ小学生か。

12時19分の日時計

今日は先日あったとても悲しい出来事に思いを馳せる日にして、お昼を食べてから再び海沿いへ。はらはらと泣き濡れ、またしても訳ありの女になってしまった。

時刻は3時20分

スーパーへ買い物に行って、本日三度目の海沿いを経由して宿に戻る。すっかり夕暮れ。

日時計も営業終了

浜辺ではなかなか見ないタイプの鳥が沖に向かって泳いでいた。しばらく眺めていたら魚が跳ねた。なんとなくうれしい。

帰り道には猫もいて、目が光っていた。なんとなくうれしい。

共用スペースで夕飯を食べていたら宿泊者に話しかけられる。昔お世話になった上司から良いところを全て取り除いたみたいな人で、年上か老け気味の同世代かと思ったらおそらくやや年下だった。

旅を語る割に内容が薄く、なぜだか説得力がない。あまり波動が合わないと思いながらしばらく話を聞いていたが、だいぶそっけない感じになってしまった。

ホルモンバランスのせいかもしれないとやや申し訳ない気もしたが、「(近くにいた外国人に)話しかけてみます?」と聞かれ、お好きにどうぞと答えたら「そういう勇気はない感じですか?」とナチュラルにあおられた。おそらく本人に悪気はない。

しんみりした訳あり女モードは今日でいったん終わりにして、明日からは気持ちを切り替えて佐渡島を楽しむモードに移行したい。まずは酒場に繰り出すことから。

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