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軽井沢でお茶の淹れ方の最適解を見つけたかもしれない

朝まで熟睡し、朝日で6時前に目覚め、二度寝して8時起床。二度寝、超気持ちよかった。

利用中のサブスクサービス運営企業の創業メンバーが宿泊しており、午前中に少し話す。コーヒーをご馳走いただき、スイッチ一つでお湯を留めたり出したりできるドリッパーの存在を教わる。居合わせた天然石の男性から中国茶を入れるのにも使えると聞き、急須は面倒だしお茶パックはしっくりこないという理由で長年最適解を見つけられずにいた茶葉タイプのお茶の淹れ方に光明が差し、早速ポチった。

創業メンバーの方とSNSを交換したら、共通の友人からこれまで行った拠点がバレる。全然関係ない共通の友人もいて、つくづく世間は狭いのだと実感。

夕方に新しい宿泊者が来る。実家を出てから同じ地に最長3年しか住んだことがない、全国をバイトしながら転々としている女性。今は屋久島でもらった原付でうろちょろしており、今は東北から南下して軽井沢に辿り着き、このあとは四国へ向かうとのこと。

屋久島は2カ月ほど滞在するつもりが気に入ってしまい、1年滞在したと言っていた。屋久島の北と南で気温はずいぶん異なり、南の海では陸からクジラとイルカが見えるそう。

屋久島とお隣の種子島はセットのような立ち位置で、屋久島が陰、種子島が陽と教わる。それぞれの島に対して屋久杉と火縄銃というペラッペラな知識しかないが、それでも見事にイメージと一致した。絶対に屋久島が陰で、種子島が陽。

彼女の原付はマフラーに穴が空いていて大層うるさく、他の宿泊者いわく「アメリカンバイクが来たのかと思った」とのことだが、わたしは全く気付かなかった。実にぼんやり生きている。

夕飯に今朝旅立った天然石の2人組から譲り受けた森のほたてを食べる。正体はえのき茸の根元。数十円のアイデア商品。

なんとなくほたて感

原付の彼女は外に出て体を動かさないとダメなタイプで、室内作業や机に向かって黙々と作業することがとても苦手らしい。わたしはインドア気質でその気になれば終日ソファで過ごせるけど、逆にいうと意識しないと外に出ない。あまり良くないなと思っていたけど、彼女に言わせればずっと室内にいられるなら外部環境に影響されないわけで、むしろうらやましい資質と言われる。発想の転換。

そんな彼女がこれまでで一番好きだった仕事はゴルフのキャディ。ものすごく納得の適職。

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