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座間味を案内していただく

お仕事デー。自転車をお借りして港に行き、優先順位が高いけど期日に余裕があり後回しになりやすい業務に手を付ける。

良い道
良い道

昨日の夜タコを探した浅瀬はしっかり海。今の時期の干潮は夜で、夏は昼。夜の浅瀬散策は初めてだったのでラッキーだった。

昨夜の浅瀬

夕方から周辺の展望台に連れて行っていただく。

途中ヤギがひよっこり現れ、「ありゃ〇〇のところのヤギだな」と宿の方。人間と同じようにヤギの見分けもつくとのこと。

島のヤギはずんぐりして小さく、体の大きいオスが良い種として種付けのヤギを担うそう。人間で言うところの「背の高い人が好き!」みたいなことかなと思ったが、食べる部分が増えるという理由なので全くの見当違い。

展望台は200メートルくらい上がったところにあり、宿の方はひーひー言っていた。那覇に出て車がない時は徒歩10分の距離でもタクシーを使うと言っており、沖縄の人は本当に歩かないのだなと再認識。わたしは片道30分程度であれば徒歩圏内と思っているので、歩くことへの意欲がまるで違う。

シーサーは口を開けているのがオス、閉じているのがメスだと教わる。知らなかった……!

オス
メス

「クジラを探そうね」ともう一つの展望台へ行くも、寒かったのもあり「いないね」と30秒くらいで帰る。この地域の人にとってクジラは珍しい存在ではないのだなと実感した瞬間。

クジラがいなかった海

島のハイビスカスは台風に強いそう。一昨日の博物館で学んだ「小さい島は海や風の影響を受けやすい」の実例だ!とうれしくなった。

幼稚園、小学校、中学校は同じ敷地にあり、運動会なんかはみんなでやるらしい。宿の方の同級生は9人で、そのうち5人が島に今もいて、全員の現在を把握している。わたしは小学校の同級生約40人のうち、今も交流があるのは一人だけ。どちらがいいのかはわからない。人それぞれと言ってしまえばそれまでだけれども。

派出所があったので、どんな事件が起きるのか聞く。ほとんどが海難事故だが、過去には自殺関連の事件もあったとのこと。「元暴力団がキレイな海で死にたいと飛び込んだこともあった」そうで、なんて迷惑な話。

そういう例もあり、道ゆく見知らぬ人の服装や特徴は意識的に見ていると言っていた。都会では絶対にできない自衛の方法。

夜ごはんは昨日海と畑でとったあれこれと、宿の方が保存していたイノシシ肉。イノシシは血抜きがポイントで、上手に血抜きして保存すれば臭みはほぼないのだそう。実際、言われなければイノシシとはわからないくらい臭みのないおいしいお肉だった。

イノシシのたたき

県外から沖縄に移住した同世代の女性が遊びに来て、夕飯をご一緒する。よく食べよく飲む方で、見ていて気持ちが良かった。たくさん食べる人が好かれる理由を垣間見た。

昨日釣った魚の唐揚げ
昨日釣ったミーバイの煮付け

座間味は意外と家賃が高い。物件によっては年収額に応じた家賃額が設定されることもあるそうだが、話を聞く限り2LDKとはいえ4万円くらいはかかる様子。

昨夜1匹だけとれたタコ
昨夜とったティラジャーという貝

今回沖縄に来てからなんとなく孤独を感じていたが、過去のnoteを読み返してみたらこれまでもほぼ一人で行動していた。つまりいつも通り。ログを残していて本当によかった。過去を客観的に振り返れば冷静になれる。

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