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出雲は飲み始めが早い

今日から島根の出雲。昼ごはんに冷蔵庫の野菜を全てぶち込んだコンソメスープを作って食べるも、空港に到着する頃にはお腹が空いた。野菜もりもりスープの腹持ちはわずか2時間。

お弁当を買って飛行機で食べ、少し作業し、揺れが激しくなったので作業を諦めぼーっとしていたらあっという間に着いた。

空港から出雲市駅までバスに乗っている間、歩行者を1人しか見かけなかった。ずっと窓の外を見てたわけではないけど、あまりにも人の気配がない。

周辺を散策。小川が流れていて風情ある雰囲気ですてきと思いきや、流れがだいぶ早い。そこそこ深さもありそうで、想像していた街中の小川とはだいぶ違った。

速さも深さも伝わらない

スーパーは夕方だったこともあり魚が安くなっていた。東京だったらたぶんざっくり2倍くらいの価格。魚介類中心の自炊生活をする上で東京は不利だが、一方で全国の高品質な魚は東京に集まる。

川沿いには母の日と書かれた板と共にお花が咲いていた。ペットのお墓のイメージから悲しい母の日を連想してしまう。

飲み屋は18時台にもかかわらずそこそこの混み具合。近くの建物からも盛り上がっている気配を感じる。繁華街であろうあたりにも人がいないと思っていたが、どうやら飲み始めが早いらしい。

お刺身盛り合わせ1人前は11種類で驚異の1000円。右からヒラマサ、ブリ、境港サーモン、まではわかったが、そこからはじめましてのお魚が続き記憶力のキャパを超える。かいわれの下の濃いピンクの白身が好きだったけど、名前はわからない。

お姉さんが魚の名前を説明するのを聞きながら、ロバート秋山のポッドキャストのフィッシュスピードリスニングの回を思い出した。今こそ必要な能力。

隣の人に話しかけてみたら出張中のアラサー男性だった。周辺情報が欲しかったので当てが外れたが、石見銀山はいしみではなくいわみと読むこと、車で行っても結構歩くことを教わり満足。

昨年秋からふらふらする中で酒場経験値がたまり、3月の武雄温泉でレベルアップし「一人客に話しかける」という特技を得た。場数を踏めばレベルが上がり、能力が増していくのはドラクエと同じ。ドラクエでは遊び人を極めるのが勇者への近道だが、この世界のわたしはどうなっていくのだろうか。

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