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五島のアオハタ鍋で大優勝

泥のように寝た。誰が言い始めたのか知らないし、よく考えると泥のようとは?という感じだけど、昨夜のわたしはまさに泥のようだった。擬態語にするならでろーん。

朝ごはんは予定通り、昨晩どうにかさばいたアオハタを鍋にする。わかっていたけど、やはりおいしい。旅先で不足しがちな野菜をたくさん食べられ、温かくお手軽な鍋はすばらしい食べ物。

今日は雨なので仕事をする。ひたすら机に向かい、昼ごはんは同じ鍋の2周目。内容は全く同じだけど、出汁が出てよりおいしい。

最後は雑炊にして大優勝。半分は明日の朝ごはんにする。魚との格闘によって手はボロボロのガサガサになり亡き祖父を思い出す手触りになってしまったが、苦労のかいがあった。

朝ごはんが楽しみだと起きるのも楽しみになる。20代の頃は出勤前に早起きしてステーキを焼いたこともあった。お酒を合わせられないのが難点。

雨が上がったので夜は一緒に釣りに行った女の子が教えてくれたお店へ。普通の民家みたいな門構えで2度ほど店前を素通り。

わたしは果物が入ったごはんが好きなので、アジとはっさくのサラダを頼む。アジもはっさくも大好物。組み合わさっても好きだった。家で真似できる気はしない。

わたしは白和えも好きなのでいちごの白和えも頼む。お酒はスパークリングと、珍しくおしゃれでかわいらしいものをたくさん頼んでしまった。

カウンターで隣に座っていた女の子は五島出張中の栄養士さん。彼氏がフリーランスを目指してセミナー受講のために上京したそうだが、話を聞く限りなかなかあやしげなセミナーだった。

おでんのこんにゃくは八王子のもので、めちゃくちゃ柔らかいとカウンターで話題に。気を利かせた店長さんが小さなこんにゃくをおまけしてくれた。

カウンターの別のお兄さんは数カ月滞在するつもりで五島に来て、気づけば5年が経ったらしい。人生いろいろ。

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