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長崎は歴史的な場所

8時前に目覚める。当然酒は残っている。昨晩はだいぶふらふらで帰ったが、どうにか化粧を落とし着替えてベッドに入っていた。えらい。

トイレから戻ったらベッドの端にザバスがあった。買って帰ったらしい。決済履歴を見たら1時45分のお会計。たんぱく質への意識が高すぎる。

布団でだらだらしていたら10時前にアラームが鳴る。どうやら10時に起きるつもりだったらしいが、そのままだらだら過ごし、起き上がったのは11時半。

コンビニでありがとうございますと言ったら声がガッサガサ。二日酔いというか、まだ酔っぱらっている感じ。歩いていてもふらふらする。ちゃんぽんが沁みた。

長崎の街を歩く。商店街にはくじらの歯や骨を加工してアクセサリーや飾り物を作っているお店があり、ばかでかいくじらのツノが飾ってあった。ツノがあるくじらもいるのかと思い眺めていたら「ツノみたいだけど、実は歯が伸びたものらしいですよ」と店員さん。めちゃくちゃ不便そうだけど、なぜそんな進化を遂げたのか。

長崎の本を扱う書店にも立ち寄る。地元の出版社のアンテナショップとのこと。せっかくなので1冊購入。  

眼鏡橋をチラ見。大学生の時に太宰府へ一緒に行ったお友だちと来た気がする。幕末の志士たちもこの橋を渡っていた的な説明書きを見てグッときた。

道端には水仙。かつて祖母が街中の水仙を盗もうとしていたことを思い出す。家族にLINEしたら、やはり母も妹も水仙を見ると祖母を思い出すとのこと。

図書館には地元の雑誌が並んでいた。教会とお寺がある長崎の街では、宗教家同士がお互いを尊重し手を取り合って暮らしていると書いてあった。すてきな話。世界もそうあれば良いのに。

駅前の大きな商業施設の本屋で2冊買う。過去の放浪生活で本を読む時間はないと学び、今回は小説1冊を持参するにとどめたら読み終えてしまった。

帰り道、歴史的な雰囲気を感じる場所を通りがかる。歴史的な場所といえば京都がすぐ浮かぶけど、実は全国にそういう場所はあるんだよな、長崎も鎖国時代に貿易してたりキリスト教が入ってきたりいろいろ歴史があるところだし、などと考えていたら出島だった。ど真ん中の歴史的な場所。

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