長崎の五島へ行き、イタリアに触れる

今日からフェリーで五島列島の福江へ。ターミナルは独特のフォルム。船みたい。

ターミナル2階の上の方には謎の席があった。オブジェ的なことなのか、まさかの特別席なのか。特に説明はなく、結局何なのかわからなかった。

※のちにただのライトだと気づく

待合所で昨日買ったおやつを食べながら母からのNetflixに関する問い合わせの電話を受ける。その背景で父が「おれも五島行ったことあるぞ！」「おれは飛行機で行った！」「56年前！！」と大変やかましかった。

逆光

天気もよかったので出発前に外に出たら乗務員さんが筋トレをしていた。どこでも体は鍛えられる。

フェリーで昨日買った3個100円の最安値はっさくを食べる。みずみずしさがあり、甘さもありつつ苦みもあるはっさく。沖縄のはっさくはみずみずしさと甘さが強くてはっさく好きとしては物足りなさもあったが、長崎のはっさくははっさく好きもそうでない人にもウケそうなはっさくだった。はっさく。

フェリーからトビウオが見えると昨夜の飲み屋のマスターから教えてもらったけど、寒いから室内に入りパソコンを叩いていたら着いてしまった。

五島のおうちは1階が貸しスペースになっていて、今夜は居酒屋になるそう。とはいえお腹が空いたのでオープンまで軽く食べようと思い買い出しへ行き、戻ったら白人男性が準備を進めていた。

部屋でビールを飲みながらラジオを聴いていたら、階下からギター弾き語りの「Shape of My Heart」が聴こえて良い雰囲気。たとえラジオでフワちゃんがやかましかろうとも。

階下のお店はイタリア人夫と日本人妻が週末だけやっている。2か月前に五島に移住したばかり。移住先を探すべくいろいろな島をめぐった結果、エネルギー政策をしっかりやっていて数年以内にエネルギー自給率を100%近くまで持っていこうとしている点が決め手となって五島を選んだそう。

場所は五島の古い日本家屋だけど、ちょこちょこイタリア人男性のイタリアの曲の弾き語りが挟まり、最後にはちょっとしたイタリア語講座も開かれた。イタリア語は語尾が大事だと知る。マリオは男性、マリアは女性など語尾で性別を判断したり、語尾の変化で二人称を示したりするらしい。

カンパリ・ホット

最終的に他のお客さんたちとみんなで飲む感じになり、解散したのは11時過ぎ。わたしは2階に上がるだけなので気楽なもの。一人で来ていた面白そうなアラサー女性とも出会い、幸先が良い。