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2024年5月に公開されたお仕事まとめ
2024年5月に公開されたお仕事をまとめました。公開されているけどシェアできないものもあり、お知らせできるのがWoman typeだらけになってしまった。
“職場の親友”の作り方/Woman type
企画から取材・執筆・編集と全て担当しました。(逐次通訳有り)
ハーバード大学で史上最長の85年にもわたる「幸せ研究」をまとめた『グッド・ライフ』著者の一人、ロバート・ウォールディンガーさんに、幸福度とモチベーションを上げる職場の親友の作り方について聞いています。
書籍を読んで気になったポイントについて質問を重ねた結果、ネガティブな質問ばかりになってしまい気まずかったのですが、「Good question!」とフォローしてくださって優しい教授でした。
職場に親友がいる人は、顧客とのやり取りや同僚との関係性が他の人より良好で、生産性も高く、上司からの評価も高い傾向にありました。
仕事でけがをする割合は低く、離職率も低いことが分かったのです。
週末北欧部chikaのフィンランドおしごと日記/Woman type
連載担当です。タイトルや漫画後のやり取りのパートを作っています。
自分自身、意外にもフリーランスになって一番困ったのが「さみしい」だったので、めちゃくちゃ共感できる回でした。これを書いている今も少し落ち込む出来事があり、「共有できる同僚がいれば……」と一人で全てを受け止める厳しさを感じております。仲間大事。
スナックひきだし・木下紫乃さん/Woman type
取材・執筆・編集を担当しました。
20〜30代で5回転職、2度の結婚・離婚、40代で3度目の結婚、45歳で大学院、47歳で起業して『スナックひきだし』をオープン。転機がたくさんある木下さんに「なんでそんなに新しいことできるの?」を聞いています。
いろいろな人と話していて思うけれど、うまくいっている人は要望をちゃんと口に出しているんですよ。
それはいきなりできることではなく、練習が必要です。特に会社であれば、相手のメリットを意識した伝え方も重要。ボキャブラリーを増やし、上手に意見を言うためには、試行錯誤が必要です。
そして、その試行錯誤こそがチャレンジ。「挑戦」と聞くと大きなことを想像するかもしれないけれど、小さな試行錯誤の積み重ねの先に、気がついたら大きなチャレンジができるだけの自分があるのだと思います。
スナックひきだし・木下紫乃さん2/Woman type
取材・執筆・編集に加え、企画も担当しました。
当初は「ミドル女性の後悔から20代女性への教訓を得る」をテーマにするつもりだったのですが、木下さん自身が後悔という考え方をしない方なので企画がハマらず……。
どうしようかな〜と頭をフル回転させながら話を聞いていく中で、年代関係なくキャリアにモヤモヤする女性たちの共通点が見えてきたのでそっちにシフトしました。
自画自賛ですが、結構良い記事になったんじゃないかなと思います。キャリアに悩んでいる人にぜひ読んでいただきたい内容になりました。20代の頃の自分にも読ませたい。
「自分はどういう時に、どういう場面で、どういう人たちと一緒にいるときに力が発揮できるのか」は、自分にしか理解できません。
それが分からないから自分に合わない場所に身を置いて、合わない仕事をしてしまう。それがモヤモヤにつながっているんじゃないかな。
それは20代だろうと50代だろうと、同じだと思いますね。
離婚後の共同親権/Woman type
取材・執筆しました。
夫婦別姓や同性婚の話が全然進まない中、異例のスピードで進む共同親権。腹立つわ〜という気持ちで企画を出したところ、編集部のシングルマザーも同じような企画を出していて、それならわたしライターやります!という流れで担当しました。
早ければ取材の翌週に可決されるかもということで、急いで3日くらいで書きました。共同親権、知れば知るほど中身がやばく、子どもを持つすべての人に影響が及ぶ大変な話です。
DV対策や一人親支援など、やるべきことはたくさんあるのに、共同親権の話はサクサク進んでいますよね。
その過程で、養育費の未払いといった離婚後の子どもに関する問題点について合わせて見直す動きがあってもいいのに、そういう話は弱い。
弱い立場の人たちを置き去りにして進めているように感じます。
余談ですが、記事をSNSでシェアしたところ知らない人からのアンチコメントが付いたのも印象に残っています。最前線で戦う人たちの心労やストレスをほんの少しだけ体験。
『虎に翼』脚本家・吉田恵里香さん/Woman type
企画・編者を担当しました!朝ドラ「虎に翼」脚本家の吉田恵里香さんです。
週によっては毎朝のように泣きながら観ている「虎に翼」、さまざまな方面を配慮して作られているのを感じました。寅子のようになれない人はどうしたらいいのか、その答えも優しくて好き。
Xを中心に大反響で、たくさんの方に読んでいただきました。
時には、たとえ正しくなくてもアクションを起こすことが大事だと思っていて。
『虎に翼』には、やじを飛ばす男性たちに寅子や同級生のよねさんが暴力という手段で対抗する場面があります。そのやり方は正しくないし、暴力を肯定するつもりもありません。
でも、正攻法では状況が変わらない、話を聞いてもらえないのが現実です。
それに、お利口な声の上げ方だけを描いてしまうと、「人格的に正しくて非の打ちどころがない人しか権利を訴えちゃいけないのか」という話になってしまう気がして。
だから、まだ若くて未熟な寅子にはあえてそういう正しくないやり方もさせています。
村上由鶴さん/Woman type
取材・執筆・編集を担当しました。『アートとフェミニズムは誰のもの?』著者の方に、「自分らしさ」をテーマに話を聞きました。
「日本には人権を守る機能が整っていない」と聞きびっくり。自分らしく生きるのが難しい理由にめちゃくちゃ納得でした。
自分らしい状態をかなえるのに最低限必要なのは、「こうありなさい」という押し付けをされない状態。
〜中略〜
そう思う一方で、日本に暮らしている人は社会のルールとしての「こうあるべき」「こういうものである」から外れた人を見慣れていなさすぎるとも思っていて。だから型にハマろうとしてしまうんですよね。
本来は誰もが自分らしく生きる権利があるのに、どこかで「権利は与えられるもの」という感覚を持ってしまっているように思います。
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