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京都で名古屋の話をたくさん聞いた

デビュー直前のアイドルが自ら命を断つという自分の人間性を疑う夢から覚めたら、外は嵐のような天気。

取材を終え、そのまま京都へ行く。強風で新幹線が遅れており、品川駅の新幹線改札はすんごい人。えぇぇ……と思ったら改札前とみどりの窓口に人だかりができているだけで、すんなり構内に行けた。

新幹線のチケットはスマホで買えるようになってものすごく楽になった。スタバもマックもモバイルオーダーで並ばず買える。それなのにそれぞれ行列ができるのは単純に知らないからなのだろうか。

京都駅はすんごい人。噂には聞いていたけれど、とにかく外国人が多く、改札を出るまでにちょっとした列ができていた。

おうちは伏見のあたり。ほどよいにぎわいで、適当に散歩した感じではなかなか楽しそうなエリア。クラフトビール屋さんで「このあたりは酒の醸造場が多い」と教わり、一気に今後が楽しみ。

クラフトビール屋さんで居合わせた名古屋から来ているお姉さんと話す。

名古屋は東日本と西日本の間にあり、ニュースの扱われ方はどっちつかず。しかし名古屋の人たちには「われわれは名古屋」という自尊心があり、名古屋が東日本と西日本のどちらなのかという議論にはならないらしい。

なお伊勢にも同じ傾向があり、三重は近畿か中部かと意見が分かれる中、「われわれは伊勢である」という確固たるアイデンティティーをお持ちなのだそう。

名古屋の小学生は必ず遠足で東山動物園に行くという。杉並区の小学生は毎年のように高尾山へ行く。沖縄の小学生は伊江島だと聞いた。各地域の遠足事情は観光地とは少しズレた地域の重要スポットがわかってなかなか面白い。

あと、やはりトヨタ自動車の工場見学に行くとのこと。お土産にミニカーがもらえるそうだが、お姉さんはあまりうれしそうではなかった。

名古屋のおでんのはんぺんは、別地域で天ぷらと呼ばれる揚げた練り物を指すらしい。初めて白いふわふわのはんぺんを見た時はなんじゃこりゃとなったとな。

名古屋は赤味噌をつけて食べるから出汁も薄め。一方、京都のおでんは出汁がしっかりしているとお姉さん。帰りがけにコンビニで買おうと思いきや、もうおでんは売っていなかった。

歩いていたらおじさんに呼び止められたので、おでんの代わりにきなこ団子を一本買う。美味。満足。

食べる前に撮りなよ

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