（去年）無事帰宅しました。

前回の記事「オーストリア旅行記(1) 」からそろそろ1年が経とうとしていますが、みなさんお元気だったでしょうか。

「私たちの5泊6日の旅は、まだ始まったばかり」を最後にその後消息を経ち、普通なら事件ものです。

安心してください。無事に帰宅しました。

数分前に自分で言ったことを忘れるほどのトリ頭なため、もう去年の旅行記の続きが書けずにいます。

パリからシュトゥットガルトに向かった私たちは、その後どうしたのか…。実は一番知りたいのは私だよ。

オーストリア旅行記とか言いながら、オーストリアにも到達できていなかったんだね…。

巷の旅行記ブログでは、数年前の旅行を「ついこの前行ってきたよ！」くらいの臨場感ある詳細なものが結構多くて、みなさんどうやって思い出を風化させずにブログにできているのかが気になって仕方がありません。

現状を考えるとブログの書き方以前に、トリ頭の直し方を切実に知りたいところだけれども。

ざっくりこの1年のことをまとめてみます。

旅行では

・5月：ハルシュタット ・ザルツブルク・ウィーン（オーストリア）
→旅行記に書こうとしていた目的地
・6月：プロヴァン中世祭り（フランス）
・7月：エジンバラ（スコットランド）、ローマ・フィレンツェ（イタリア）
・12月：トロムソ（ノルウェー）
・1月：リヨン（フランス）
・2月：ロンドン（イギリス）

日本にいる頃から絶対に行きたいと思っていた、ウィーンとフィレンツェにはなんとか行けました。

ヨーロッパ住みにしては決して多いほうではないと思うけれど、まあまあ満足。

娯楽にしても

・ローランギャロス（テニス）
・ツールドフランス（自転車）
・パリサンジェルマン観戦（サッカー）
・凱旋門賞（競馬）

と、フランスで楽しんでおきたいイベントは一通り堪能できたかな。

ただ、私たちが渡仏してからのフランスは、フランス現代史にも残るであろう出来事が多すぎで、とんでもないところに来てしまったって印象が強すぎる。

・黄色いベスト運動
→毎週土曜日にどこかでデモ。テレビみたら見慣れた場所が毎週燃えてる。

・ノートルダム大聖堂の火災
→テレビつけたら、ノートルダムが燃えてた。窓を開けたら報道ヘリの音も聞こえてくる。中に入らなかったことが悔やまれる。

・シラク大統領の死
→立川志らくって芸名、シラク大統領が由来って知ってました？葬儀はサンシュルピス教会で行われ、ここの教会にくるたびに「あのプーチンも来たのか」と未だにどきどきしちゃう。（別にファンじゃない）

・大規模ストライキ
→1ヶ月半、公共交通機関がほぼ運行せず。フランス語学校から家まで歩こうとして迷子になったときは泣いた。しかも充電1パーセント。このまま私はどこに行くんだろうって、自問自答しながら動いてるバスを探しまくったのはいい思い出…。

・コロナ
→フランスの思い出を全て吹き飛ばすくらい強烈なコロナ。1月下旬に高熱を出した夫は今思えばコロナの疑いあり。おかげで2020年の旅行はおろか、滞在計画も全て狂う。

私は元気にやっています。