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お弁当に、おにぎりに。ねぎで作る「ちりめん山椒風ソフトふりかけ」はいかが?

|ちょっと懐かしくて素朴な理由

先日、出版社で取材を受けてきました。

中学生だった時の料理や食の記憶を辿るような内容で、当時両親が共働きだったので幼い頃から中学生くらいまでは毎日夕ご飯はおばあちゃん家で食べていた、と話したら

「だから笠原さんの料理ってちょっと懐かしくて素朴なレシピが多いんですね」
と言われました。はい、その通りです…!

今でこそ乳製品アレルギーになったので洋食系が食べられないわけですが、そうなる前から、おばあちゃんが作るような料理が好きでした。

ハンバーグ、オムライス、エビフライのように子供が喜ぶお子さまランチ的なおかずよりも、味噌汁、ほうれん草のおひたし、煮物、みたいな昭和感満載のおかずがホッとするんですよね。

|しみじみホッとする心地のよい料理を作りたい

小さい頃の食事で味覚が形成されると言いますが、本当にその通りだなと思います。今も、ハレの料理よりも「ケ」の料理=ふだんの素朴な料理の方が食べたいなって思います。

素朴な料理って、作るのもラクだし、旬のものならお財布にも優しいです。なにより、からだの中から浄化されている感じがするんですよ。

高揚感や感動というよりは、しみじみホッとする心地よさを感じる料理が好きだし、そういうものを作って伝えていきたいなと思います。

そんなわけで、今回は新玉ねぎの葉っぱ(葉玉ねぎ)を使ったレシピです。
もしかしたら、使い方がわからなくて捨てちゃってた方も多いかも?
通年買える「白ねぎ」でも作れます。

では、作り方をご紹介しますね!

|材料

新玉ねぎの葉(葉玉ねぎ)or白ねぎ1〜2本分(200g)
ちりめんじゃこ 15g
油 大さじ2
粉山椒 少々
塩 小さじ1/4程度

|作り方

フライパンに油大さじ2を入れて中火でよく熱しておきます。

斜めに薄切りした葉玉ねぎor白ねぎ2本分(どちらでも200g)とちりめんじゃこ15gを入れて、炒めます。

葉玉ねぎ(白ねぎ)がしんなりしたら、粉山椒(または実山椒)を少々、塩小さじ1/4を入れます。塩気強めがお好みの方は、小さじ1/3にしてください。

★お子さんに食べてもらう場合は、「山椒なし」で油を「ごま油」に替えるといいですよ。

▼粉山椒はスティック状の個包装でスーパーに売っているので便利

ちりめん山椒風なので、ごはんにたっぷりのせて召し上がれ。混ぜ込んでおにぎりにするものいいですね。これからのお弁当シーズンにもピッタリです。

地味で滋味。
おかずというほどではないけれど、いつものごはんを一味変えるソフトふりかけを作ってみませんか?

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|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引

ここまで読んでいただきありがとうございました。

野菜を余すところなく使い切れると、なんだか気分がいいんです。
ちなみに、豚キムチを作る時にも葉たまねぎを入れます。春だけの限定豚キムチです(笑)

キムチの辛味の中で、葉玉ねぎの甘さがいい「休憩」になってどんどん食べ進められるんです。

もし作ってくださる方がいらしゃれば、コメントやインスタグラムで教えてもらえたら、とっても励みになります。

発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。


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