歯ごたえが止まらない!パリッパリ豆ちりめん #35
昨日は、急に27℃の夏日になった香川県です。先週は、20℃で寒々しい日もあったのに…。気温のアップダウンがあると身体が結構しんどいですね。
さて、これだけは5月中に掲載したいと思ったレシピを今回はご紹介します。『食感であそぶ』レシピです。
|パリッパリの食感であそぶ
そら豆、スナップえんどう共に慣行栽培のものはもう旬の終わりで、とうもろこしやズッキーニに主役の座を取って代わられる間際ですが、有機栽培のものは旬が遅れてやってくるので香川県では今が真っ盛りです。
この時期のスナップえんどうは、中の豆が膨らみすぎて、さやがはち切れるほどの勢いがあります。
生でも食べられる美味しさで、噛んだ瞬間、パリッと食感がいいのはさることながら、甘味の少ないキウイフルーツのような爽やかな味わいです。
だから、食感を損なわないように、短時間でゆでるのがポイント。
そら豆もスナップえんどうも、ゆでてそのまま食べる、マヨネーズにつけて食べるだけで十分美味しいのですが、歯ごたえをアップして更に楽しめる「組み合わせの妙」を考えてみました。
パリパリに揚げ焼きしたちりめんじゃこと、お豆の歯ごたえを楽しんでみてください。冷たいビールやワイン、日本酒にも合うおつまみでもあります。
では、レシピにまいります!
|材料
そら豆…1袋(300g程度)
スナップえんどう…100g
ちりめんじゃこ…15g
にんにく…1かけ(5g)
油…大さじ2(どんな油でもOK)
塩…小さじ1
|作り方
そら豆300gは、さやから取り出し、ゆでずに薄皮をむきます。
ちょっとむきにくいですが、面倒なのはここだけなので頑張ってみてください…!
スナップえんどう100gは、筋をとってから3等分に切ります。
ボウルに、そら豆とスナップえんどうを入れて、塩 小さじ1を加えてよく馴染ませます。このまま10分放置しましょう。
お豆の方を10分待っている間に、パリパリちりめんを作ります。
フライパンの端に
油 大さじ2
なるべく薄くスライスしたにんにく 1かけ(5g)
ちりめんじゃこ 15g
を入れて、中火で熱します。
少なめの油でちりめんを揚げ焼きにするので、ちりめんが重ならないように広げるのがポイントです。
にんにくは、すりおろしチューブ(2〜3cm)でも代用できるのですが、焦げやすいの注意してください。
だんだん泡が見えるようになってきます。ちりめんが少し茶色く焦げてパリッとするまで揚げ焼きします。箸でさわって、ちりめんが柔らかいようならば、まだ我慢。
見た感じも固くパリッとしました。にんにく、ちりめんじゃこもほんのり茶色く焦げて、パリッパリに。これを、ゆでたお豆たちにトッピングします。
さて、パリパリちりめんを作っている間に10分経ったので、お豆をゆでましょう。せっかく揉み込んだ塩味が抜けないように、ゆでる水の量には気をつけてください。水400ml程度を沸騰させ、1分ゆでます。
ゆですぎると、スナップえんどうのパリッとした食感が損なわれるので、ゆで時間は守ってくださいね。
ゆで終えたら、ザルにあげて粗熱がとれるまで置いておきます。ゆでたて熱々の豆にパリパリちりめんをのせても美味しいのですが、蒸気でパリパリ感を損なわないように、粗熱がとれるまで5分ほど待つと良いです。
冷めても美味しい、いや、冷めたほうが塩気を強くかんじて美味しいです。
はいっ、出来ました。食べていただくとわかるのですが、
初夏の風が抜けるようなスナップえんどうのパリッとした歯ごたえ
パリパリと口の中ではじけて踊るちりめんじゃこの小さな主張
ふたつの「パリッ」をつないでまとめるホクホクのそら豆
どれが無くても成立しない組み合わせなんです。
というわけで、スナップえんどうとそら豆がスーパーから消えてしまう前に、ぜひお試しいただけたら嬉しいです。
|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引
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