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芯からポカポカ。冬の温活おかずは「かぶのそぼろあんかけ」で決まり

|葛粉のとろみで芯からポカポカ

今日から2月。寒いのが苦手なので、もうすぐ立春だと思うと「あぁ、春は近い」と嬉しくなると同時に、今年ははじめて「冬ってこんなに短かったっけ?」と少し驚いています。

これまでは闇雲に「冬がキライだ、嫌だイヤだ」思っていたのですが、今年は「どうやったら冬を楽しく過ごせるか?」というマインドと工夫を持つことができました。これがわたしにとっては随分大きな変化だったんです。

冬を楽しむ工夫のひとつが今回ご紹介する「あんかけレシピ」を食事に頻繁に取り入れることでした。12月に入ってから週1登場するくらいのペースで、鍋の次の冬の王道レシピになったんです。

葛粉って正直ちょっと高いんですよ…。でもね、お鍋を食べる感覚の上をいく温かさはやっぱり葛粉ならでは。「食べる温活」をしながらじょうずに冬を乗り切っていきたいものです。

では、作り方をご紹介しますね!

|材料

かぶ(3〜4個) 400g
だしor水 400ml
しょうゆ、酒、みりん 各大さじ2
豚ひき肉 150g
葛粉 大さじ2
塩 ふたつまみ

|作り方

まずは、かぶ400gの皮をむき、食べやすいサイズに切ります。
時間と心の余裕があれば、面取り(かどの部分を削り取ること)をするのがおすすめです。コロンと可愛くなるし、できあがった時に透明な葛のヴェールをまとってジュエリーのような見栄えになります。

わたしも、時間と心の余裕がある時にしかしませんが…。笑

次に、ひき肉150gにお湯をかけてアクをとります。スプーンでかき混ぜて、水気を切っておきます。ちょっと赤みが残ってるくらいでも大丈夫。
粗熱がとれてから、葛粉大さじ2をひき肉全体にまぶしておきます。

豚じゃなく鶏ひき肉だとよりさっぱりした仕上がりになりますので、お好みで選んでくださいね。

▼ちなみに、葛粉など粉ものは、オクソーのポップコンテナを愛用しています。片手で(なんならひじで)開けられるので手がいっぱいの時や汚れている時にも作業効率がいいんです。

鍋に、だしor水400mlとみりんと酒を各大さじ2入れて中火で熱します。
沸騰したら弱火にして、かぶに8割くらい火が通るまで煮ましょう。(少しだけ力を入れて竹串が刺さるのが目安です)

▼あまり色をつけたくない料理の時、みりんはこちらを使用しています。

しょうゆ大さじ2と、葛粉を全体にまぶしたひき肉を入れ、弱火で熱します。葛粉が入ると、煮汁が白濁するのですが、そのまま透明感が出てくるまで熱します。
最後に塩ふたつまみ(目安)を入れて、味を整えてください。

煮る際に、だしを使うと味が引き締まるので塩を入れる必要はないかもですが、水だと少し味が薄く感じると思います。塩加減は、お好みでどうぞ。

食べる時には、大人向けにはワサビを添えるのがおすすめです。
あんかけレシピは汁物を兼ねることができるので、本当にありがたい存在。

片栗粉を使った『もやし1袋まるごとあんかけ』も、大好評でした。食べ応えも満点です。

|かぼちゃVer.も絶品です

ちなみに、かぶ400gの代わりにかぼちゃや里芋300gで今回のレシピを作っても、とってもおいしいです。

|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ちょっとお値段は高いけど、片栗粉ではなく葛粉でとろみをつけることでからだの芯からポッカポカに温まります。百聞は一見にしかずです。

もし作ってくださる方がいらしゃれば、コメントやインスタグラムで教えてもらえたら、とっても励みになります。

発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。

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