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ゆるゆら音楽映画放談

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レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
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#showmore

showmore、ダンスホール新世紀にて

showmore、ダンスホール新世紀にて

 ダンスホール新世紀、showmoreのライブに仕事を早く切り上げて鶯谷へ。
 4月の爆散祭のあと「もう平日に無茶はしません」と言ったな、あれは嘘だ、しかも年末だ。やったね。

 大きく輝くクリスマスツリーに迎えられて、日常を忘れて。
 ・・・・・・と思ったけれど、最初の「I love you」があまりにも胸に響いて、ぽろぽろと泣いてしまった。すっかり大人なのに。大人になって随分経つのに。一曲目が

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リキッドルーム、爆散祭

リキッドルーム、爆散祭

 歓迎光臨 a.k.a.井上惇志爆散祭を、恵比寿リキッドルームで。

 スタンディングのライブは、体力的な理由で基本的には日曜日か祝日(時々都合がつけば土曜日も)に絞っているのだけれど、こんな奇跡的な企画はもうない。
 ということで、散々迷った末、前日夜に土壇場で前売りチケット購入。
 つまり仕事終わりの爆散覚悟でした、各位に感謝。(もうしません)

 saccharin<前座激情set>には、残

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showmore “dive” at duo MUSIC EXCHANGE

showmore “dive” at duo MUSIC EXCHANGE

 showmoreのワンマン公演"dive"を観に、週末のduo MUSIC EXCHANGEへ。
 この公演は昨年12月に開催予定だったが延期になったもの。元々の公演日では都合がつかなかったものの、昨日になったことで幸運にも行けるようになった。
 まずはじめに、延期でつらい思いをされた方や今回行けるはずだったのに諸事情でかなわなかった方が、どうかいつかライブへ行けますようにと心より祈る。

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月の下、37℃を纏う音楽

月の下、37℃を纏う音楽

 showmore latesummer speciallive「frost」月見ル君想フ18周年記念ライブを配信で鑑賞した。アコースティック編成。

 showmoreの音楽には、嘘がない。歌詞にはさらりとした部分もドロドロした部分も、美しさも愚かさも人間くさいすべての感情がありながら、その音楽は最高に粋でクールだ。
 人間のもつザラッとした手触りを誤魔化したりしない。むしろそこに、魅力が詰まっ

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愛じゃなきゃ

この楽曲がリリースされた2022年をよく覚えていたいと思う。
終わらない感染症禍、戦争、時代の閉塞感の中でも心の真ん中で大切なものは何ひとつ変わらなかったのだと、いつかそう思い出していたいと思う。
素晴らしい、の言葉じゃ足りない。
 
showmore「I」

フレンドリー、そして愛

フレンドリー、そして愛

 サカナクションのアルバム「アダプト」より「フレンドリー」、そしてshowmoreの新曲「I」が同時に世に放たれる20220330、どうなっているんだ、なんていう日なんだろうか。

 未知の感染症禍を経て生み出された「フレンドリー」、世界情勢を受けて生み出された「I」、どちらも断絶から踏み出す楽曲であり、ひとつの美しい祈りだと思う。
 

フレンドリー - サカナクション

 物事について無数の視

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showをもっと

showをもっと

 先日eggmanで行われたshowmoreとBlue Vintageによるツーマンライブの配信アーカイブを繰り返し観ている。

 showmoreのセットリストは

red
1mm
恋をした(cover)
baby
37℃
circus(with special dancer)
I love you

 大変素晴らしかった。
 showmoreの音楽には、滑らかなのにどこかざらりとした手触

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配信ライブ三昧、風吹き空晴れ雪は降る

配信ライブ三昧、風吹き空晴れ雪は降る

 本日のわたし、何を見たかを書いていく。いずれも配信にて。(以下敬称略)
 

サカナクション「SAKANAQUARIUMアダプトONLINE」(アーカイブ)

 こちらはリアルタイム配信で見たものを、アーカイブ(3回目)で。
 何度見ても唸るオンラインライブ。これがオンラインライブの基準になることは有り得ないだろうという、突出したクオリティ。映像表現、舞台表現と音楽の融合が美しい。雑な書き方だが

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