マガジンのカバー画像

ゆるゆら音楽映画放談

214
レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

三連休をほぼ音楽漬けで過ごした。
ただし、自宅で。
配信ライブがあるのは、本当に有り難い。日本工学院八王子専門学校のライブイベント配信、堀江有希子バンドとThe Under Wisteriaの対バン、Dé Domhnaigh出演のフェス。その他はラジオなど。どれも素晴らしかった。

優しさ/点と面、そして循環

優しさ/点と面、そして循環

ひとの感情はうつろいやすいもので、感じ方や捉え方はその時々によって絶えず変化する。
概念をことばという枠に当てはめようとしたところで、枠からはみ出したものにこそ大切な部分が宿るかもしれない。

優しさを語るとき、語られる優しさは「その瞬間の自分」における許容範囲と倫理観に包まれている。切り離せない。
そして優しさの成立は、受け手の感性とも切り離せない。

同じ言葉を違う人が放てば、感じ方がかわる。

もっとみる

MステからのFIRST TAKE FESからのsasukeさんインスタDJライブ。
音楽三昧のウイークエンド。
家にいても出来る贅沢、目一杯楽しむのもいいね。とてもいい。

Imagined scenery

Imagined scenery

思いがけずたくさんの方にレビュー「藤井 風、深化するモチーフとサーガ」をお読みいただいて、スキまでいただき、ありがとうございます。

丑三つ時に起きてしまって、ああこれは書くときなのだな、と思うなり浮かぶ文字をそのままかたちにしました。書き出す前に、頭の中にはほぼ出来上がっていたのです。この場所は、普段だいたいそういった感じで書いたものを載せています。

いまもこのような時間に起きてしまって書いて

もっとみる
藤井 風、深化するモチーフとサーガ

藤井 風、深化するモチーフとサーガ

初の武道館ライブの中で発表された、藤井 風さんの新曲『へでもねーよ』『青春病』は、曲調こそ対称的でありながら根底で繋がっている。今回は、その歌詞世界をわたしの視点で紐解いていきたい。

そもそも、1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』に収められた楽曲の歌詞は、そのいずれをとっても「藤井 風」という一個人の思想や心象風景を色濃く反映するものだった。
「誰々さんがどのように恋をして

もっとみる