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面白い本の紹介

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無類の本好きが、実際に読んで面白かった本を紹介しています。 読書や本に興味のある方におすすめ!
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記事一覧

あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか〈読書記録〉

読んでよかったと思う。 オオクニフーズで働く3人の男女の視点で物語は進む。 はじめから感…

なつめ
2週間前
9

忍鳥摩季の紳士的な推理〈読書記録〉

こちらは、特殊設定に特化したミステリー短編集でした。 どうもミステリ好きなので、タイトル…

なつめ
2週間前
17

ちょっと今から仕事やめてくる 〈読書記録〉

誰でも仕事を辞めたいと思ったり上司を嫌だと思ったりすることがあると思う。 この本は、そん…

なつめ
2週間前
9

〈読書記録〉正義の申し子 染井為人著

染井先生の作品、好きです。 一番好きなのは『正体』なのですが、この作品も面白かった! 主…

なつめ
2週間前
12

〈読書記録〉復讐は芸術的に 三日市零著

この本には勢いがある。 作者の三日市先生は、コロナ禍で空いた時間に推理小説を読みはじめ、…

なつめ
2週間前
14

〈読書記録〉クスノキの番人 東野圭吾著

職場を解雇された腹いせに罪を犯して逮捕されるなど荒んだ生活を送っていた玲斗。 そんな玲斗…

なつめ
3週間前
10

〈ブックレビュー〉怪談刑事(かいだんデカ)青柳碧人著

シュールな表紙に目がくぎ付けの1冊。 第2種未解決事件整理係・通称『警察庁・呪われ係』 この部署に55歳で転属となった只倉恵三。 白髪のミイラのような眼帯男、髑髏を磨く男、木札を削る女、アカヒデさんごめんなさいと謝り続ける女という濃いメンバーに翻弄されながらも怪事件に挑む。 怪異を全く信じない只倉は、奇怪な事件を論理的にばったばったと推理し、再捜査にこぎつけていく。しかし、『怪談師』という娘の恋人・関内炎月にが事件を怪談に関連させて、話は思わぬ方向に…。 只倉がなぜ『

まぼろしを織る ほしおさなえ著

”生きる意味なんてもうどこにもない気がするのに、次の朝を迎えてしまう。” 序章からせつな…

なつめ
4か月前
2

放課後ミステリクラブ

ようこそ。ミステリ好きの人生へ 本書は、児童向けの本格ミステリ小説である。 ”「人生初の…

なつめ
4か月前
5

風に立つ 柚月裕子著

406p 少々分厚い本だが手に取るのに躊躇はなかった。 同じ作者の『盤上の向日葵』の感動…

なつめ
4か月前
3

本屋大賞2024おすすめは…①

本屋大賞2024ノミネート作品が発表されましたね。 全国の書店員さんが選んだいちばん!売…

なつめ
4か月前
15

本屋大賞2024おすすめは②

前記事「本屋大賞2024おすすめは…①」に引き続き、本屋大賞にノミネートされた5作品をご…

なつめ
4か月前
7

夜明けのすべて

瀬尾まいこ先生の『夜明けのすべて』の読書記録です。 一部、内容に触れている部分があります…

なつめ
4か月前
8

小説の中の行ってみたいお店

お疲れ様です。 今日は、私が読んだ小説の中で、ぜひ行ってみたいと思ったお店をご紹介します。 1.マカンマラン 一件目は『マカン・マラン』二十三時の夜食カフェです。 自分と同じような悩みをもったお客さんが、このお店で、シャールさんの優しい料理と言葉に癒される様子を見て不思議に読んでいる私の心も癒されます。 出てくるメニューは「春のキャセロール」「金のお米パン」「世界で一番女王なサラダ」「大晦日のアドベントスープ」 どれも栄養たっぷり。 シリーズ4冊ともおすすめです。