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【 いつからだって遅くない 】

大学生との約半年間の授業を通じて、率直に感じたこと。

彼等はとても素直で、真面目で、いい子達なので、
彼等が悪いわけでは決してない。

それを大前提に、

彼等に接して来て感じる危機感としては、
コミュニケーションに対する恐れや嫌悪感、
コミュニケーションに対する経験量の少なさから来る
心理的ハードルが高さが、とんでもなくある感じがする。

そうじゃない子も数人はいるけど、全体数としては少なくて、
格差が相当ある。。。

SNSの弊害。
高校3年間がコロナ禍でリアルに
コミュニケーション取れる機会が少なかったこと。。
社会の仕組みの中でのいろんな影響が幾重にも重なっている。

そんな彼等が、授業の中で、
等身大でドギマギしながらも
対話やグラフィックファシリテーションに触れて、
少しづつ少しづつ
一歩一歩柔らかく変化していく姿は、
心打たれるものがありました。


大丈夫。
この心地よさを受け取れたら、
いつからだって遅くない。


学生達に、この授業での変化を聞いてみると、、

コミュニケーションを取ることを諦めなくなったと。


韓国からの留学生は、、
コミュニケーションは、上手さや意見の正しさを戦わせるものだと思ってたと。でもこの授業でみんなが一つになって、
納得いくような答えを探し出すコミュニケーションを体験して、
すごく驚いた!
コミュニケーションは決して怖いものじゃないんですね。と。。


自分が話すことが楽しい、
とても心地よいと感じたのは初めてだった。
もっと継続した先には、
どんな感覚が備わってくるんだろう。

自分の中に、他人の意思や思いが流れ込んでくる感覚を、
もっと鮮明なものにできるように
そしていつか、誰かの人間関係、
グループワークでの悩みや困りごとの助けに
使えるまでになりたい。


この授業を受けて、コミュニケーションは
話し合うことだけじゃないんだと知りました。
ひとが描いた絵を見て想像したり、
見つめあってふっと吹き出したり、
相手とうまく向き合えなくても、もっとシンプルに、
相手の気持ちと触れ合うことから
つながりは生まれていくんじゃないかと思う。


他人を、自分を理解して、許して、愛することが大事だとわかりました。これを一生の目標としてずっと頑張ります。


そう伝えてくれる学生達。


大丈夫。
いつからだって遅くない。


グラフィックファシリテーションを通じて、
コミュニケーション格差に、
少しでも橋をかけていくことが出来たら、
この危機感は、可能性に変わる。

今、日本中に
ファシリテーターを増やしていきたいと、
切に願っています。

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