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慣れ親しんだこの部屋も

一人きりには広すぎて

君といた記憶の破片は

とても簡単には消せはしないから

今も静けさは夜になると孤独を連れてくる

でも笑って明日を生きなければならない

それが離れた君の夢のためで

それが残った僕の手助けだから

夢紡ぎの糸は愛しさに絡みつくけど

サヨナラで始めた二人の道は

望むものが互いに許し合えてた筈だから

きっと君は夢をその手で掴む

そして僕は君の夢を叶える

二人で始めた恋は

二人で望んだ夢になっていたね

一人きりのこの部屋も

その喜びで埋め尽くして行くよ

君といた記憶の破片は

とても小さな輝きを持っているから

僕はそれを拾い集めて

とても大きな光に変えていくから

夢紡ぎの糸で

とても大きな希望に束ねてゆくから



Words written in 1996.
from "黒歴史ポエム"


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。