遺書No.55 不条理と知りつつ寛容ならざる人の念。
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2004.8.30
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こうして毎日遺書を追記するのも、
ちょっとだるい時がある。
ま、ちょっとアンニュイ、
かつ小粋なJokeもでやしない、
メンタルが弱ってる時ね。
というのも最近、ストレスが溜まりすぎて怖い。
何やら胃だのすい臓だの肝臓だのお尻だのに、
穴が空きそうで怖い。
情緒不安定って訳じゃなかとよ。
そして今日は、どうしても言いたい事ある。
誰にって?
それはね、毎年夏になると俺の安眠を妨害する、
ひどく有名な『彼等』にです。
そう、小さい頃からモテモテなの。
奴等(アレ、表現が悪くなってる・・・)ってさ、
昔っから俺が大好きらしくてね。
モテすぎるって、困っちゃうのよね。
特に、夜な夜な俺を慕ってくる癖に、
感謝の気持ちが全く感じられない部分とかね。
やらしい音を出しながら、
聴覚と俺様の想像力を利用した攻撃で愛撫してくるし。
でもそんな奴等にちょっとだけ同情するのはさ、
たぶん悪意があってそうしてる訳じゃないんだよ、きっと。
ただ、好きで好きで、本能がそうさせてる。
そして実際に俺を困らせるのは女性が多いのに、
なまじ女性よりも目立つというだけで、
集中的に嫌われたり反撃されるのは男性が多いってとこ。
まさに、不条理。
その一点において、同情の余地はあるよね。
まぁ、だからと言って許すほど、
俺様も甘くないぜ?
悲しきかな、不寛容な社会。
あ、失礼。
奴等が何者か言うの遅くなっちまったね。
まぁ大体予想ついただろうけど。
It's a mosquito!
蚊 ですよ、 蚊。
俺様の血を吸う度胸は褒めてやる。
その代わり、俺の掌によって圧殺されても文句はゆうなよ?
あとさ~。彼等に言いたぃ最後の一言があるの。
血が吸いたいなら好きなだけ吸ってくれていい。これは、本音だ。
心からそう思うのよ。
だけどね?
あとで痒くなる変な液体だけは入れなぃでぇっっっ!!!!
今の忠告を聞いたか?全国の蚊の諸君よ。
もし、来年の夏も俺に変な液体を入れたら、
火炎放射器で異常大量発生したイナゴの群れを焼き殺すが如く、無残な仕打ちをしてやるぜ。
覚えとけ!!∑d(゚∀゚)
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。