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始まりの予感

好きの始まりの予感

曇りなく 輝きを持つ

夏の太陽の下 光の花束を送る

遠い夢を見ていたような

うわの空の口づけ 胸がうちふるえて

幻想のような恋の中

吹く風に乱れた髪も

そっと抱きしめてくれたキスも

忘れない

折からの季節

恋の羽の下でゆらめく後姿

音もなく飛ぶ鳥のメロディ

夏の匂う 麦藁帽子

ソーダ水を 見つめて

きらめく氷の音さえも

小さな幸せに思えて

好きの終わりなんて来ない

巡り逢えた時から

好きの始まりの予感



Words written in 1993.
from "黒歴史ポエム"


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。