遺書No.709 悪魔組曲『生命のレース』。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.6.16
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逆捩じを食わせる

自分で言うのもなんだが俺の人生ってのは、
これまで理不尽な暴力との闘争の歴史だ。
生きる為のエネルギーもとてもネガティブで、
大概は怒り。
言ってみればルサンチマンでしかないが、
この慣用句は大好きだ。


こんばんわ、みーくんです。



疲れ過ぎててネタも浮かばない。
こんな時はね、
ひたすら思いつきだけで書き殴る、
この遺書でも第何弾になるか分からない程の、
もはや恒例の完全インスタント小説。


その名も、悪魔組曲。


今回のタイトルは『生命のレース』。



ある男の玉の中で精子たちが話をしていた。


「なぁ、もしも受精できたら何になりたい?」
「俺は医者にでもなって人々を救いたいな!」
「俺は歌手になって人々に夢を与えたいな~」
「でも俺ら一人しか受精成功しないんだよな…
 よーし、うらみっこなしだぜ!」



そしてついに旅立ちのときが来た。



「よしみんないこーーぜ!正々堂々と戦おう」
「おう GOGOGOGO!!!!!!」


一斉に前進する一同。
我先へと突き進む精子達。


俺たちの使命は新たなる生命への進化!
頑張って卵巣まで辿り着き、
新たなる生命を生み出す神秘かつ崇高なる仕事!



・・・そんな中、


先頭の精子が何かを悟った。






どう見てもオナニーです。
本当にありがとうございました。


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2022.6.17
毎日遺書を書き始めた当時709日目の投稿内容。
当時のmixiのコメント欄を確認するに「最近コメントをくれるのが女性ばかりだったので男性票を取りに行った結果の下ネタ」というのが言い訳の模様。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。