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消えない傷跡

Words written in 1993. from "黒歴史ポエム"


『消えない傷跡』

過ぎ去りし日々に永遠の別れを

愛した人はもう見つからない
ここには二度と戻らない

取り戻せない時間は
自分の侵した過ちを一生後悔させて
胸に突き刺さる
この痛みは消えはしない

愛した人はいなくなったけど
それでも時は薄情に流れて
癒せない傷を残したまま
僕を笑っている

狂う程に求めていた
苛立たしい程 好きだった
壊れる位に 愛していた

10年そして20年が過ぎても
時は無口なまま流れ続けただけ

愛した人は何処で何をしているだろう
深い傷は一生僕を苦しめる

愛した人はもう逢えない
もう二度と笑えない
取り戻せない関係は
自分の中の感情を一握りに殺したまま

この苦しみは消えはしない
愛する事は 狂気に似ている
それでも時は 愛に溺れさせ
癒せない傷を残したまま
僕を笑っている






過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。