言った、言わないでモヤモヤ。

こんにちは〜。
今日もメンバーのモヤモヤ聞いてきました。

お客さんの意見がミーティングで話していたこととどんどん変わってくるんです。確認しても、確認しても言葉の定義がズレる感じがして、、、。

こういうことってありますよね。

大きくパターンは２つな気がしています。本当に変わっているパターンと、認識がズレているだけのパターン。それぞれの対処として覚えておきたい小技を提案しました。

意見がコロコロ変わるひとには、議事を残しましょう。

人には、論理立てて整理するのが得意な人と、雰囲気で共感しながら話すのが得意な人がいる気がしています。

前者の人はわりと言葉の定義や、自身の納得度、根拠を大事にするので意見が変わった時も、背景を伝えてくれる可能性が高い傾向にあるように思います。なので、今回のようなモヤモヤは比較的発生しにくい所感です。

後者の、雰囲気で共感しながら話す人でたまに起きるのは、盛り上がったんだけど、何に盛り上がったのかいまいち忘れているケース笑（悪気は絶対にないんです）

こういう方と話すときは、なるべく「話したこと」「決まっていないこと」「宿題（いつまで）」「よくわからないこと」程度に、メモを最後にまとめる癖をつけておくといいと思います。ミーティングの最後または、ミーティング後に文面で確認すること。そうすることで、雰囲気＋正確な情報でのコミニュケーションがしやすくなります。

これはあとで、ではなく直後に文章でやるのがコツです。時間が経つと、いい感じに忘れてしまうのでまた、思い出してもらうという謎の大変さが発生するリスクがあります。お互いのためにも意識しておきたい小技です。

私の場合は、自身がそのタイプ（かつかなり忘れっぽい）という自覚があるのでなるべく、ミーティング中に「話したこと」「決まっていないこと」「宿題（いつまで）」「よくわからないこと」を書いておいて、周囲にすぐ送って自分の認識ズレ確認＆いろいろ忘れてしまって物事が止まることを防ぐようにしています。

認識がズレる時にはOK確認ではなく、NG確認も。

認識ズレが起きやすいとき、無自覚にしている質疑の仕方があります。これを続けていて、ズレてきたというときは要注意です。

当方「〜〜〜でよろしかったでしょうか？」
相手「OKです」

実は、こういう質問をするとたまーに、似たような質問のはずなのに「違います」と返信がくることがあって、「おい！この前OKって言うたがな！」となるケースがあります。こういうときは、言葉の定義がズレている可能性があります。

言葉の定義を合わせるって実は、めちゃくちゃ難しいんです。
例えば、「お茶」の定義ってなんでしょう？

チャノキの葉っぱや茎を乾燥させて、お湯とかかけて煮出したものを飲む感じのもの？

こんなざっくりした定義もできれば、

茶は、チャノキの葉や茎を加工して作られる飲み物である。 また、これに加えて、チャノキ以外の植物の部位や真菌類・動物に由来する加工物から作られる飲み物にも「茶」もしくは「○○茶」と称するものが数多くある。 日本の茶の生産量は静岡県が1位である。続いて鹿児島県が2位、三重県が3位、宮崎県が4位である。

と、wikipediaばりにやり抜くことも可能です。でも、こんなこと相手が言い出したら少々うざいですし、会話成立しないですよね？このすり合わせだけで日が暮れます笑

こういうときは、消去法を使うという手もありです、という話です。

紅茶、烏龍茶ではなく、いわゆる日本人が飲む緑茶っていう認識であっています？

と言った具合。

先ほどの質問の事案に置き換えるとこんな感じでしょうか。

当方「〜〜〜という認識でよろしかったでしょうか？それとも、XXXXということですか？ちょっと迷っております。（Bの消去）その場合、XXXの場合はNGという認識なんですがあっていますでしょうか？（Cの消去）」

こんな感じです。

上記のように３つの確認を重ねると言葉の定義の輪郭がはっきりしてき安いのです。Aだと思っているけど、あえて似たA"やBも聞いて消去する。念のため想定でありうるCあんも出して消去すると言った具合です。

要は、BとCをカットするとAになる。でもその中のAとA"のブレもなるべく確認するといった感じ。

言葉の定義って、言語化すること自体が実はすごく高度な行為ですが、それを自覚している人は本当に稀です。すごく人間ってふわふわと曖昧な共感で話をしていることがほとんどだという前提を持つことからがスタートです。

なので、OKの定義がズレるときは、NGやOBゾーンをすり合わせながら、OKゾーンに絞り込んでいくというコミニュケーションの引き出しを持っておくことが時には必要です。

ちょっと分かりにくい例やら、説明だったような気がしますが、
大事なのは「言葉の定義は、ズレることが当たり前」と思って確認した方が絶対にいいよ！ってことでした。

今日はこんな感じです。ちょっと雑だったなぁ、、、反省。
皆様、良い一日を〜。

twitterもやっています。
noteの種みたいなことを呟いています。

うまくいく方法を知りたいのはわかるけど、程度を超えると、失敗できない窮屈な世界にも向かっていきますのでほどほどがよいかもしれません。

— 河田夏樹/under→stand/Any MaMa (@understandnatsu) June 2, 2020

Any MaMaのnoteなども覗いてみてください。