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【デザイナーのひとりごと3】祇園祭で出会った金魚すくいやさんの思い出

今日も一日が早い。なんとか毎日やっておりますが、やっぱり家からあんまり出られていないのは気になりますね。野菜ももっとたくさん食べたい・・・そんな現代人の悩みを抱えています。

本日のハイライトは「煮卵をつくったこと」です。たくさん作れてよかった(6個作った)!煮卵って作るのけっこう面倒だから、どうせ作るなら一度にたくさん作っておきたいんだ。明日のおかずにするぞ~!

祇園祭のときに出会った、金魚すくいやさん

さて、もともと水生動物がとても好きな私ですが、2年ほど前から自宅で金魚を飼っています。そもそも飼うことになったきっかけは、祇園祭のときにチャレンジした「金魚すくい」だったりするのですが・・・。

祇園祭といえば、毎年大勢の観光客が訪れる全国的にも有名なお祭りです(京都三大祭の一つでもある)。すごい人込みで、金魚すくいどころではないだろう!なんて思われるかもしれませんが、山鉾のある町ごとに通りを隔てるため、場所によっては混み具合がそこまでひどくなく、ゆったり回れるエリアもあるのです。

京都出身の私は、毎年祇園祭に遊びに行っており、もはや自分なりの「手慣れたルート」というものが存在しています。小さな神社でお参りをし、アイスを食べ、着物のアウトレットセールを尻目にいくつかの鉾を見てまわる・・・そんな数年通ったお馴染みのルート上に、金魚すくいやさんがあったのです。一見すると特別な感じはなく、普通の金魚すくいやさんだったのですが・・・水槽の中の金魚を見ると、たくさんの小さな和金に混ざって、稀に泳いでいる出目金のフォルムが、どこよりも美しかったのでした。これは現場ですぐ気づいたわけではなく、すくった出目金を自宅で飼うようになってから、外のペットショップやホームセンターで売られている出目金を見て比較して初めて気づいたのですが・・・なんといいますか、出目金の身体に対する飛び出た目のサイズ感や、尾びれ・背びれと身体の縦横比というのでしょうか、バランスがとても綺麗で。ホームセンターでよく見かける出目金ちゃんはもっと体が横長で、飛び出た目も小さくて、背びれや尾びれも小ぢんまりとしていた。そうか、うちの出目金は可愛いのだ!と思った。

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祇園祭で出会った金魚すくい屋さんでは、この美しいフォルムをした様々な色や柄の出目金ちゃんが、たくさんの和金と混じってちょろちょろ泳いでいて魅力的だった。しかし、出目金は個体が大きいので、すくうのも難易度が高い。「でめたん」をすくえたのは反則に近い偶然だったと思う(一緒にすくった水の勢いが補助してくれて、偶然私のお皿に転がり込んだ)。

ちなみに、この写真に映っている通称「でめたん」は、病気のため昨年の今頃に亡くなってしまいました。原因は尾腐れ病という病気で、綺麗だった尾びれがボロボロになってしまって悲しかった。当時はまだ金魚の病気に慣れていなくて、治療するまでの判断が鈍ってしまった。今ならもう少し早くに治療を決断し、薬も変えてそれなりに適切に治せただろうなと思うと、ちょっと悲しくなる。

金魚の病気はけっこう治せる

飼ってみるまで分からなかったけど、金魚って繊細で手のかかるペットなのですよね。水替えやエサやりはもちろんですが、季節の変わり目にはヒーターを使って水温を保つとか、病気がちなときは塩水浴させるとか、消化の良いエサを選んであげるとか。簡単そうに見えるけど・・・いま飼っている2匹の和金ちゃんだって最近まで病気がち(口腐れ病と、鰓病)だったのだ。1週間の塩浴と短期間の薬浴を経て、最近ようやくもとの水槽に戻ってこれた。ペットとしての魚の中では金魚ってかなり丈夫な個体らしいので、ちゃんとやれば病気も治ると思うと、せっせと治療してあげたくなる。ズボラな私でもそんな気持ちにさせてくれるのが金魚の魅力なのかもしれない。

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ちなみに、今は金魚と一緒に「マドジョウ」も飼っている。この子に関しては、今のところまったくの手間いらずですくすくと順調に育っており、最近は我が物顔で泳ぎまくって金魚が委縮しがちな有様である。果たしてこれで良いのだろうか・・・すごい貫禄が出てきているけど。


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