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正解を求める困った人たち

こんばんは。今日はなぜ日本に挑戦する文化がないのか話していきたいと思います。

先日、ある友人と一緒に起業を考えていました。

しかし、何週間か経過してその友人とやることはやめました。

仲が悪かったとかではありません。素質を感じられなかったからです。

これから何か事業をやる方は是非とも参考にして頂ければと思います。

【友人との起業を諦めた理由】

自分で考える、調べることをしない。

行動力が乏しい、経験もない。

安定志向、正解を求める。

楽をしたいから起業する。

知識が圧倒的に乏しい。

順番に説明していきたいと思います。

まず、前提条件として学校の勉強=ビジネスではありません。

勉強というものは限られた時間の中でたくさん暗記できた人が勝ちます。

しかし、仕事、起業、ビジネスにおいてはまた違った思考が必要になります。

仕事には抑々答えがありません。どんなコンセプトでやっても、どんな事業をやってもマネタイズできてお金が稼げれば問題なしです。

自分は何も知らないから相手に答えを求める、そういう人は企業に向いていないのでやめたほうが良いです。

失敗にはある程度共通点がありますが、成功は再現性がないものが多いからです。

こんな時に必要になるのが仮説を立てて、とりあえずやってみることです。

少し長くなりましたが、本題に入ろうと思います。

ポイント1 自分で考えない、調べない。

僕は大学一年生のころから、小さなビジネスをやったりインターンをしたりしていましたので、彼よりも知識、経験面で勝っていました。

だからこそ、彼にいろいろ教えることができましたが、一緒にやっているとき丸投げ感が多かったです。

どんな本を読んだほうが良いのか、おすすめの本はあるのか、

インターンは何をやればいいのか・・・・・

新規事業を考えるときも、自分で考えているのかよくわからない状態。ネットで調べてきた情報も、とても浅いものが多く、ちゃんと調べてきたのかな?と思ってしまうものばかりでした。

まさに、知識がないから丸投げ状態。何の事業をしたら成功すのか自分の頭で考えられていないんです。

おそらく起業できたらいいな、楽をしたい。それくらいにしか考えておらず、非常にめんどくさがりやであることが分かりました。

思考が弱く、説得力に欠けます。一緒にやることに対して強烈な不安を覚えました。

ポイント2 行動力が乏しく、経験もない。

彼はインターンやビジネス経験がなく、社会人がどういう仕事をしているのか分かっていませんでした。

発言の随所で、ビジネスモデルに対して営業力が必要で在ったり、どんな人材が必要で、どんな人を頼り、集客をどのようにして、どのように会社を大きくさせるか全くわかっていませんでした。

ビジネスの専門知識も当然ありません。

集客どうしようか―、営業ってやっぱ必要なのかー・・・

本当にただやりたい、起業したいだけで、何も経験をしてこなかったので、発言に説得力が全くないんです。

途中から話についていけなくなったので、とりあえずインターンして営業を学んで!とアドバイスしたところ、今は就活中だから無理だと。

之っていいわけでしかないんですよね。こういう人はいつまでたってもやるべきことを後回しにする人です。

ポイント3 安定志向、正解を求める。

ビジネス経験がない人が良くやりがちなのがこれです。

自分が知識と経験がないから、上の人に頼ろうとする。

勉強熱心な人だなと思いますが、成功しないと思います。

理由は、自分で考えることができていないからです。

仕事に正解なんてそもそもないんです。成功者が生み出したアイデアだって絶対の確証はないですし。

アドバイスはできますが、とても効率が悪いのです。

例を挙げましょう。

パターン1

自分で仮説を立てて、考えて、ある程度実行しているがそれでも壁にぶち当たり、その改善方法が分からない人。

パターン2

自分の問題点が分からない、行動もしていない、でも最短最速で結果出して、成功したい。答えを焦っている人。

どちらの人が的を得たアドバイスができるかというと明らかにパターン1ですよね。

まずは自分でやってみて、いろいろ試してみて、その結果わからなければわからないところを具体的に質問することができます。

でもパターン2の人にはそれができません。

だから起業家思考ではないのです。

起業できたらいいな、それぐらいにしか考えていないのでしょう。

また、就職先に関しても彼にはベンチャー企業に行くようにアドバイスをしました。

しかし、それを断固拒否。大手でも成長したり、新規事業をやれる場所がないかと探していました。

大手企業という確実な収入源を生かしつつ、週末で僕らで集まって起業したいと考えていたそうです。

まず無理ですね。社会人そんな甘くないですし、ただでさえ仕事で疲れているのに、週末にそこまで体力が残っているのかと思いました。

作業量に関しても、まだ営業だってやったことないんだから、ぜった量を増やすべきだ!と助言しましたが、自分の意見を曲げず、

効率よくやりたいから残業をしたくない。その一点張りでした。

起業したい、成長したいのに楽をしたい。意味が分かりません。そんなんでスキルがつくほど甘くないですね。

安定志向の例として、発言の随所にその事業を始めて倒産しない?大丈夫かい?という意味深な回答が多かったです。

ポイント4 楽をしたいから起業する。

はい出ました。これ一番危ないパターンですね笑

そもそも起業して事業を軌道に乗らせることがどれほど難しいことなのかわかっていないんですよね。

当然、最初のほうは寝る暇を惜しんで働いて、土日も休めなかったりするわけです。

それなのに、雇われが嫌だとか、働きたくないとか。

彼はベンチャー企業に行くことが雇われだと言っていました。

意味が分かりません。最初から大金を稼ぐことが中心で、自分が会社の中で成長することを望んでいないのでしょう。

こういう、先回りをする人は確実に失敗をします。まだろくにスキルもないのに、投資家とか、経営者とか目指す人は階段を10段飛ばしで登っているようなものです。

夢物語が多く、自由な時間が欲しい、遊びたい、仕事したくない。そんな発言が目立ちました。

ポイント5 知識が圧倒的に乏しい。

僕は父親が広告代理店を経営しています。また営業マン時代も非常に優秀でした。

なので、小さいころからビジネストークが盛んでした。

父親によく言われたのが、在庫があるビジネスはダメだ!資金調達はこうしろ!そのビジネスモデルはマネタイズどうするの?

こういう、経営者がいる環境で育ったので、自然とビジネススキルがついていきました。

しかし、公務員やサラリーマンの家庭で育った場合、商売の話にはなりにくいかと思います。

それよりも、学校の勉強をしろ!とか、とにかく有名な大学に行くんだ!とかそっちのほうが多い気がします。

それでもいいですが、結局どの時代も一番儲かるのは仕組みを作った人たちです。

自分の周りで経営者がいないのなら、積極的にメンターを探すことがいいでしょう。

僕は彼にとにかく経営者にあって、話を聞いたり、プレゼンをしたほうが良いと勧めましたが、就活中だと言われ、やってませんでした。

いつの時代もいいわけで終わる人がいます。そういう人は結局何も達成できません。

今回はとても長い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

なお、上記のような人と起業すると必ず失敗するのでやめたほうが良いです。

では、また。

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