![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121107327/rectangle_large_type_2_a7e5a273564b0a34c14908f9e80dea00.png?width=800)
後悔が止まらない。わかっていてもやめられない。
![](https://assets.st-note.com/img/1699398998684-BExcoKlzD2.png?width=800)
こんばんは、なつきです
過去のあれこれを考えてしまう時、ないですか?
例えば・・過去の恋愛や、仕事や家族ストーリーのあれこれ。
そんな時って、一体何が起きているのでしょう。
原因探しの視点から、過去をいくら振り返っても何も得られない。
過去の悔やまれる出来事に対して、
妄想劇場が繰り広げられる時、どんな状態ですか?
HAPPYな気持ちだったらいいんだけど、
そんな時って大体、原因を探して、
そして、そんなつもりはないけれど、何かを責めていませんか?
例えば、ここで書いている
『事実を事実としてみる』ということ。
過去の物語を語っている時、あたかも本人は
『事実を事実として語っている』と思っているんです・・
わたしがそうだった、なんですけれど。
わたしには、30年以上会ったことがない実父がいました。
(過去形なのは、探したからです(^^)ガッツあるでしょ)
そして、お父さんの記憶は全くありませんでした。
わたしは、35歳近くになるまで、実の父親を知らないまま育ちました。
探して会えることになったんだけど、
父親から聞いた話は、
いくつかの点で、母とは全く異なる内容でした。
その時からしばらく、私は大混乱で過ごしていて、
過去のあれこれ、起こったことのあれこれを一生懸命受け止めようとして、事実を確認しているつもりでいました。
そして、別の気持ちで
もしかしたら、もっと早く会えたんじゃ・・
あんなに苦労しなくても・・
などなど湧き上がってきていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699398986583-dtBxxacFdS.png?width=800)
本人は全く無自覚で、『事実を事実としてみて』話しているつもりだったんですよね。
しかし、家族の座に代理人で参加した時、
ある参加者さんが話しているのをみて、はたと気づきました。
これまでの色々を話している。
そして、ご本人はそれが事実で・・という風にはなしているけれど、
実際に起こっているのは上の図のようなことなのです。
これって、事実を事実としてみている状態ではなくて、
ストーリーに絡めとられている状態。
自分を見せてもらったのです。
(このように、家族の座は座を開かなくても、そこに居合わせるだけでたくさんの気づきがあります)
同じ出来事でも、視点が変われば、いくつものストーリーが生まれる。
ストーリーを語り出せば、キリがないのです。
そしてそれは、今の自分が、この人生に納得できていなければ、
あの時もしも・・と、いつまでも、
過去にエネルギーを注ぐことになるのです。
過去の出来事は変えられない。だから、今に力を戻して、これから先をつくっていく。
あの時本当は、何が起こっていたのか
そして、その時の自分は何を感じてどんな状態だったのか。
妄想から抜けて、その事実を見つめ、体感し、
そして、未来をつくるパワーに変える。
過去は変えられない。
だけれどそこから得るものは変えることができる。
そして、これから先はつくっていける。
新しい恋に向かっていきたいと思いながら、
過去のあの人が・・とか、あの時がああだったら・・
恋愛以外にも、
もしもやたらればの想いが残るとき・・
思う気持ちはとてもわかります。
だってわたしがそうだったから。
もっと早く探してれば・・?と何回も思った。
だけど、何万回考えたとて、時計の針は前に進み続けている。
過去から続く今と未来だけど。
今の気持ちの延長線でなく、新しい道を進むと心から願う時。
家族の座はお役に立てるかもしれません。
『問題探し』はしません。
家族の座ですることは、どこまでも、シンプル。
だからこそ、とてもパワフルなワークなのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?