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今日の漫画と10/4の日記

マガジンの名前を1週間日記から「まだら日記」に変えました。
内容がなくても毎日書くのがコンセプトだったのだけど、「仕事の日」とか一言しか書かないのに1週間分きちんと溜めてから更新するのが性に合わない!そこそこ書いたら早く更新したい!(せっかち)ということに気づいたので、今日からまだら日記として更新します。

基本的には2~3日分の日記を1記事にまとめる予定だけど、もしかしたら1週間分になるかもしれないし1日分かもしれない。という感じでムラがあるので「まだら」日記。

そして、私がよく読んでいるnoteはお悩み相談や質問+日記というスタイルが多いのですが、私も日記に何かプラスしたいなぁと。何か好きなものを紹介する感じにしようかな。テーマは決めずフリーな感じで。これもどのくらい続くか分からないけどやってみたいと思います。

そんな訳で前置きが長くなりましたがスタート。

|今日の漫画

「教室の片隅で青春がはじまる」谷口 菜津子 (著)

吉田まりもが主人公になれるのはいつだって一瞬だ。
有名になりたいだけなのに、いつも空回りして、イタイ奴になってしまう。
一方、宇宙人のネルは、地球で“〇〇〇がしたい”という夢があり……。
でこぼこなふたりの夢は、どこへ向かう……?

他にも、オタクであることを隠している子。
SNSで理想の自分を演じる子。
自分が特別だと信じて疑わない子。
イイ男とヤることで、自分の価値を確かめる子。

教室には、たくさんの“秘密”があって。
隣にいるあの子のことだって、本当はわかっていなくて。
大好きなあの子にだって、伝えられないことがあって。
ほんの少し窮屈で、ほんの少し愛しい関係を描く、青春オムニバス・ストーリー。


著者の谷口さんの絵が以前から好きでTwitterをフォローしているのですが、宣伝のために3話ほど掲載されていたのを読んで購入。オムニバス形式で全7話。半分近く無料で読んだ話ならちょっともったいないかな?と思ったけど読んでから、買ってよかった!しかも紙で!と思った。

まず何より絵柄がかわいい。ちょっぴりSFで宇宙人との交流が普通にある世界観なのだけど、ミュース星人でふわふわのネルちゃんとか、フィオネ星人のハーフでプルプルのサイリちゃんとか、宇宙人の子たちのデザインがとてもユニークで魅力的。そしてモノクロの漫画なのに、ピンクや薄いブルーみたいなあたたかい温度の色や、キラキラの光をすごく感じる絵。

オムニバス・ストーリーとあるように、同じ世界で登場人物は重なりながら主人公が話によって変わる。他の話だとなんかイジワルで嫌な子だなと思っていても、その子が主人公の話になって、彼女たちの「秘密」を知った途端にすごく魅力的に見えたりして。現実でもこういうことすごくある、と思った。その人のことを分かっているようで、ただの印象でしかないんだよね。

あとは全編を通して1話の主人公のまりもちゃんが裏の主人公みたいな感じなのだけれど、正直なんてすごい子なんだよと思った。なんというか他の登場人物たちが彼女に抱いているような気持ちを読みながら私も持っているなと感じる。目が離せない魅力的な主人公です。”彼女”への手紙という形で撮られ続ける動画がすごくグッときてよかった。

|2021/10/4 月

月末にフォトウェディングを控えているので、最近かなりゆるめの――このペースだと恐らく月末にはまだ痩せていないと思う――ダイエットをしている。最初のルールは夕飯に炭水化物をとらない、夜デザートを食べない、水をたくさん飲む、くらいだったけれど、妹からちょうどいいタイミングで「あすけんバトル」に誘われたので、今は「あすけん」というアプリに食べたものや運動量を記入して、それを参考にしながら生活している。(ちなみに「あすけんバトル」とは、このアプリの点数を競うものです。カロリーや栄養バランス、運動目標の達成などによって点数が決まるみたい。)

消費カロリーの目標数値があるのだけど、仕事の日はほぼ座っているし、普通に生活しているだけではなかなか達成が難しい。でも、消費カロリーを増やすために筋トレなどの運動をするのはちょっと面倒…。という訳で、歩数を頑張って増やしてみることにした。今日は天気が良かったので、お昼ご飯を買いに職場から歩いて15分ほどのパン屋さんへ。

パン屋さんではあんことバターをたっぷり挟んだパンとか、こんがり焼けてチーズの端っこがカリカリになっているパンとか、生クリームが乗った白くてふわふわのパンとかがそれはもう美味しそうに並んでいたけど、あんまり見ないようにして全粒粉100%のシンプルな茶色いパンとお惣菜のピクルスを購入。その後コンビニでゆで卵とかも調達して、近くの公園へ。

平日のお昼だからか遊んでいる親子とかはあんまりいなくて、東屋とか広場の周りのベンチはぽつぽつと埋まっていた。私も2つ並んでいるベンチの、作業着姿のおじさんが座っていない方を選んで座った。ベンチが北を向いているから太陽を背に座るので眩しくはないけれど、首筋に陽があたってじりじりと暑い。この時期になると日焼け止めをまともに塗らなくなるので(紫外線の量は変わらないというのは知っているけど真夏の日差しの下よりも「塗らなきゃ」という圧力が弱まると思う)、一応日焼けしないようにストールを頭から被って、買ってきたパンとかおかずを広げ始めたその時。

「良かったら日陰の方どうぞ」

隣のベンチに座っていた、作業着姿のおじさんだった。
同じ並びのベンチだけど、隣は木の枝の影がちょうどよく伸びてきて日陰になっていたみたい。

ちょっとびっくりしたけど、すごく嬉しかった!
同時に、せっかく休憩していたのに申し訳ないなと少し思った。でも、せっかくのご厚意だったので喜んで席を移動することに。おじさんは私に日陰のベンチを譲ると公園から出て行ったので、同じように仕事中でランチ休憩していたのかも。

移動したベンチはちょうどいい感じに木陰で涼しかった。買ってきたパンに買ってきたポテトサラダやゆで卵を挟んで、買ってきたピクルスと一緒に食べながら、なんだこの充実具合は?と思った。ただ歩数を稼ぐために少し遠くのパン屋と公園に来たら、空や紅葉し始めている木々を眺めながらの優雅なランチタイムと、人からの親切を手に入れてしまった。

外に出るって偶然の出会いが増えることなんだなぁ。
普段職場のデスクでスマホを見ながら採る昼食は、確かにすごく楽だけど「新しいこと」は何も起こらないよなぁと思った。同じ場所、同じ人たち。もしかしたら嫌な思いをすることだってあるかもしれないけど、また外でご飯を食べようと思った、そんな素敵な1日でした。





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