ふとーこーエッセイ【13】一筋の光
一筋の光生徒たちの視線を、勝手に針のむしろのごとく感じる。
体全体からジワッと、イヤな汗がにじむ不快感。
ここだけの話、わたしも…学校がキライだ。
「相談室」に到着。
ノックしてノブを回す、中をすこし覗けるくらいにドアを開けた。
ほどなくして、担任が入り口に出迎えてくれた。
軽く挨拶を交わして、室内へと案内される。
入ってすぐのエリアには長テーブルが3本並べてあり、そこには2〜3人の生徒が距離を取って座り、それぞれ違う作業をしていた。
「こんにちわ~」「こんにちは」
悩